マインドコーントロール
マインドコントロールとか洗脳とかの言葉を聞くと怪しげな雰囲気がします。当然、宗教の勧誘や、変な壺を買わせたり、マルチ商法で使われるのでそのような怪しいイメージが付きまとうのですが、実際は良いことにも使えます。どちらかと良いことだけに使うのをコーチングと呼びます。(少し語弊はあります)
4つのエリアで自己マインドコントロールしましょう。
音楽人生計画も上手くいくでしょう。
人間関係
人間関係は大人の方なら自分で作り上げてきたことでしょう。もちろん不快な人脈もあると思います。お気持ち分かります。これはしょうがないですね。でも、そのように嫌な人脈も切れない環境を我慢している忍耐力は素晴らしいと思います。いつもご相談頂く方を見て「強い方だなぁ」と関心します。
お勧めなのは「どうしても耐えきれなくなったら逃げると、考えて良い」と、いうことです。「逃げて良い」ではなくて「逃げる・・と考えて良い」という二重構造が重要です。それは逃げることが悪いことと考えている自分のメンタルブロックを外す行為だからです。
この妥協、変更というのが音楽人生設計図を作る上で大切なのです。
身体関係
ある程度、基礎代謝、メタボリズムというのが決まっていますし、子供の頃からの体型、遺伝などもあるので、大人の方はコントロールできない部分もあるでしょう。私自身、もし人前に立って偉そうなコトを言ってなかったら、一発でブヨブヨか、ガリガリになってるかも知れません。
そして、先述の人間関係のストレスを抱えながらお仕事をされてるわけですので、体型や健康が後回しになるのもお気持ち分かります。
お勧めは「かっこよさ、美しさは犠牲にしてもいいから、10年後の元気は保とう」とすることです。ルックスに焦点を当てて食べ物や運動を考えても即座に結果がでないので諦めてしまいますが、10年後の健康という焦点なら長続きすると思います。
このように長期視点で考えることが音楽人生設計図を作る上で大切なのです。
音楽関係
音楽関係はとにかく計画、見直し、行動、見直し、相談、行動、反省、計画・・・を手当たり次第やります。これをどの順序で行うか、そして、完成とはどのような状態かを考えるために音楽人生設計図を作ります。この音楽人生設計図が作りにくいのは分かります。私も最初はメチャクチャでした。でも必ず音楽人生設計図を作れるようになり、自分をマインドコントロールできるようになります。
ポイントとしては、分からずにいても「正しい順序で、音楽人生設計図通りに行動して、反省しよう」と心掛けると自分自身をマインドコントロールできます。
金銭関係
いくら使っても大丈夫というような状況にならないのは誰でも同じですし、お勤めの方は、普段の生活、ご家族、緊急時用の貯蓄、老後の備えなどでカツカツでいらっしゃることでしょう。それにも関わらず朝から通勤されるその行動の推進力は頭が下がります。
お勧めは「収入が10%減った」と思い込むことです。これを自分でマインドコントロールして下さい。月収30万円の人なら、3万円が減ったと思い込んで、その3万円を投資に回すと良いでしょう。それもキツい場合は5%でも3%でも構いません。とにかく小さな額からでいいので「収入が減った」と自分に思い込ませることができればマインドコントロールは始まっています。
このような金銭管理も、音楽人生設計図を作る上で不可欠なのです。
まとめ
私が音楽家コーチングで焦点を当てている4つのエリアで少しでも自己マインドコントロールをする習慣を身に付けて頂けると、お勧めの方法、行動、思考がスムーズに行くと思います。音楽人生設計図を自分で作ってください。
参考になれば幸いです。
津本幸司
以下の書籍は3000円と高くなりすみません。実践して頂ける人が増えることを祈っています。