今日は何やろうか
あれもこれもやらなきゃと迷ってしまいますよね。
なんで迷っちゃうか分かります?
心配無用です。
この記事を読んだらどうしてギタリストが練習内容に迷うかがわかりますよ。
結論
練習項目を「知ってると思い込んでるから」です。
例
例えばあなたが今から江戸切り子というガラス細工を作れるようになるための練習をしたいとします。
どうします?
迷います?
迷うわけありませんよね。何も知らないんですから。
(専門家がいらっしゃったらすみません、単にふと思い付いた一例です)
木材だけで神社を作る宮大工になるための練習をしようと思ったとします。
どうします?
迷います?
迷うわけありませんよね。何も知らないんですから。
(大工さんがいらっしゃったらすみません、これも単にふと思い付いた一例です)
ギターだったら
ギターの練習となると
「今週はアルペジオやらなきゃ」
「アドリブから先にやった方がいいかな?」
「基礎練習を3時間はノルマかな?」
「ギターはリズム楽器だからカッティング先にやるべきか?」
と、迷ってしまいます。
迷う理由
私達は知らないことで迷うことはないんです。
色々知ってるから迷う訳です。
もっと、恐ろしく迷ってしまう理由が
「知ってると思い込んでしまってるから」
なんです。
これは私の言葉ではありません。フランスの思想家ジャン・ジャック・ルソーの言葉です。
あるある
よくこんな質問されます
「僕はフュージョン・ギタリストでセッションをたくさんやれるようになりたいんですが、やはりたくさんのジャズ・フレーズをストレートで速く弾けるようになるべきでしょうか?」
お分かりになりますか?この質問の中にいくつ「知ってると思い込んでる内容」が含まれてるか。
- フュージョン=ジャズ・フレーズ・・・っていつ決まったのでしょうか?
- セッション・ギタリスト=たくさんのジャズ・ジャズフレーズ・・・って誰が決めたのでしょうか?
- ストレート・・・って誰がグルーヴまで決めたのでしょうか?
- 速く弾く・・・ってどこで速く弾く決まりができたんでしょうか?
こんな「知ってると思い込んでる内容」が多ければ多いほど迷ってしまうんです。
どうする?
ある程度知ってしまっているものはしょうがないじゃん!どうすればいい?
と、なりますよね。
一度疑ってみましょう。
「知ってると思い込んでるだけじゃないんだろうか?本当は知らないんじゃないだろうか?そうか!知らないんだ!」
知らないということに気付いたらもう迷うことはありません。信用できる誰かに聞けばいいだけです。
まとめ
練習項目を「知ってると思い込んでる」と練習項目に迷ってしまいます。
知らないということに気付いて、信用できるギタリストに聞いて下さい。
私はこのように練習内容に迷ってたギタリストが、「自分は何も知らない」ということに気付いて駆け込む場所としてISMギタリスト養成所を22年前に作り、数多くのギタリストを育ててきました。わたし自身の終活として、今後は日本全国の方にこのノウハウを伝えたく思いました。それで完成したのがトータル・ギター・メソッドです。クリック
津本幸司