リーマンショックなんて存在しない【20代の男の子へ】

明日へ続く記事

明日2023年3月20日シリコンバレー銀行破綻への対応を書きますが、その事前知識として話した内容で、久々に20歳の男の子から質問頂きました

「リーマンショックってなんですか？」

なんじゃそりゃ？そんなもの存在しません。そんな言葉使って生きようとすると世間一般の凡人で死んで行くことになります。

男同士なので、ベロベロに酔っ払いながら暴言吐きながら説明しました。

日本語3.4％

ロシアの山奥のおばちゃんがロシア語だけでネット観て、世界のことが分かった気になってるのってどう思います？笑っちゃいますよね？ロシア語なんてネット全体の6％にしか満たないんですから。

えっと、インターネットの日本語情報って全体の3.4％ですので、日本語だけでネット使ってる人はもっと終わってます。これが大前提です。そこで生まれた言葉が「リーマンショック」です。

サブプライムローン

この「サブプライムローン」って言葉があるから混乱するんですよね。お気持ち分かります。

アホでも分かるように言うと、金持ってる人に住宅ローン組ませるのは分かるでしょ？でも、「サブプライム層」と言うクソ貧乏人達に家を買うためのローンを貸してやって、返せなくなっても家を担保にしてあるし、その家の価値が上がる時期だから、どーぞどーぞってなってた仕組みです。「破産するならすればぁ〜。どうせその家ぶん取ったらより儲かるしぃ〜」って銀行は思ってたんです。

ブスをアイドルで売り出しても女である限り価値が上がるから売り出したノリです。

サブプライムローン債権

「このクソ貧乏人が返しても、返さなくても儲かりまんなぁ」と言う銀行を見てた金持ちが「その金貸した権利自体を売ってくれよ」と言ったんです。これがサブプライムローン債権です。

どう見てもブスだけど、価値が上がるから売れるようなものです。

「ノーリスク・ハイリターンって最高やんけ！」って飛ぶように売れました。

CDO

サブプライムローン債権を買った人は「また他の人に売ったろう！」と思ったのですがイマイチ信用に欠けるし、「どう見てもオマエはブスやろ」と思われるので、優良なものに混ぜて売ったんです。これがCDOです。

どう見てもブスな女の子を1人、アイドル美女5人と、女優4人に紛れ込ませ10人グループで売り出すようなものです。

S&P

CDO買った人は「誰が見てもブスが1人いるけど、これは自分のセンスがおかしいのかも？」って思いますよね。そこで審査会社が現れて「このグループは全員美女で最高なグループです」と太鼓判を押します。審査会社に仕事を取られないためです。これをやったのがスタンダード＆プアーズという審査会社です。略してS&Pと呼ばれます。

住宅価格下落

ところが住宅価格が下がり始めたんです。皆が「こいつはブスだ！しかもババアになってるぞ！」って言い始めたんです。持ってる人全員がパニックになり、そのグループをイチオシしてた会社が倒産したんです。64兆円の負債って！そのイチオシ会社がリーマンブラザーズです。

世界金融危機

日本人のアホはそのリーマンの名前だけ「あ！知ってる知ってる！」と救急車を見て喜ぶガキのように喜んで「リーマンショック」と呼んでるんです。世界ではそんなの誰も言いません。世界では日本語訳で「世界金融危機」と呼びます。その壮絶な数のエピソードの一つにリーマンブラザーズっていう会社の倒産があっただけの話です。

日本人メタボオヤジ

ただ、日本の企業はアメリカへの輸出で儲けてたから、それがストップした理由をドラマチックに名前を付けたがるのは心理学的に分かるでしょ？メタボオヤジが「俺リーマンショックで痛い目にあってさ」といえばカッコイイと思ってるし、自分の失敗を不可抗力のせいにできるし、一石二鳥なんです。「世界金融危機に備えてなかった」って言うと恥ずかしいですもんね。