金
「金がないから何もできない」
って言うギタリストいますよね。
これウソなの分かります?
「いやいや、ホントに金がないんだからウソじゃないだろ?」
って思いますよね。
心配無用です。
この記事を読んだら何がウソなのか分かりますよ。
結論
「金がないから何もできない」というギタリストは、金があっても何もできないんです。だから何もできないってことを金のせいにしてること自体ウソな訳です。
バークリー音楽大学
ISMギタリスト養成所や地方の遠征レッスン(https://www.t-guitar.com/01/)の生徒様には海外音楽大学への留学を希望する方がいらっしゃいます。しばしば聞く言葉が
「バークリーは学費が高いから無理です」
30〜40代の方がレッスンにお見えになってしばしば言います
「バークリーは学費が高いから行く気になれませんでした」
分かります?この話だと、バークリーを諦めようとしてる人も、過去に諦めた人も「金さえあれば行けてる」ってことになります。もちろんご自身でもそれが違うことに気付いているはずです。人の心理として自分の弱みを隠すために最も正当化しやすい不可抗力を探してしまうものです。つまり、「あぁ、金がなかったんならしょうがないよね〜」と、締めくくりたいんです。(もちろん私がその話を聞いて「オメ〜金あっても行けてね〜し!」とは言いません)
逆も
逆の話も成立します。金があるからできてるように見えるギタリストは金がなくてもできるんです。例えば、ISMギタリスト養成所からは毎年バークリー音楽大学への合格者が出ています。医者の息子、地主の息子、経営者の令嬢などばかりです。そして周りは言います
「あいつらは金があるから行けるんだよなぁ」
違います。金がなくても行けてます。実際に私がバークリー音楽大学に留学させるほとんどの生徒が「奨学生」です。つまり、返さなくてもいい奨学金として学費を大学が負担してくれる訳です。行くのに金が必要ないんです。
反論?
この話をするとよく反論されます。
「いや、奨学金をもらえるようなレベルにしてもらえるまで津本幸司に教えてもらったんだろ?少なくとも津本の所に通う金があるからできるんじゃね〜か!」
確かに事実として大金をお支払い頂いています。そして、「もし、このギタリストが津本幸司のところに通わずにバークリーを受験してたらどうなってたか」という検証は不可能です。ただ、私的には奨学生になったギタリストを見て思います
「このギタリストは私以外の先生に指導してもらってたとしても同じ結果になってただろうな」
これは経験則であり、想像でしかないので証明することはできません。しかし、1つこの考えが正しいと思えるエピソードがあります。
半年ほど私が受け持った生徒さんは裕福ではありませんでした。バークリー音楽大学に行きたいとのことでした。当然バークリーの学費も、私のレッスンを受講し続けるお金もありません。私は半年ほど見て「このギタリストだったら私以外の先生に指導してもらってたとしても大丈夫そうだな」と思ったので、私の所を受験直前まで一旦退会するようにお話しました。しかし、バークリー音楽大学の受験には2年の正当な音楽教育を受けたという証明が要りますし、私が虚偽の証明書を作るわけにはいきません。そこで、新宿にあるめちゃくちゃ安価な音楽専門学校に2年行ってもらいました。そして2年後受験前に戻ってきてもらい受験しました。見事に奨学生になりました。すでに卒業して、今ではちょくちょくテレビで見かけるギタリストになっています。
まとめ
「金がないから何もできない」というギタリストは、金があっても何もできないんです。金のせいにせずに頑張って下さい。
頑張るギタリストを応援しています。
津本幸司
私は都内でレッスンをしています。ご存知の通り高額です。地方にも遠征レッスンをしますが、やはり出張費も掛かるので高額になってしまいます。なんとか全国のギタリストにノウハウだけでも安価でお届けできいないかと思い開発したのが、初の総合オンライン・メソッドであるトータル・ギター・メソッドです。スマホに私の教則本12冊分、1000個以上の動画が持ち歩けます。10年分のレッスン内容を詰め込んでいます。余分なアプリは不要です。これで49,800円です。私としては本来の価値からゼロが2つ取り除いて提供できていると自負しております。こちらをクリックして覧下さい