大人の音楽家
お忙しい大人の音楽家は音楽活動の時間の分け方が分かりませんよね。私は毎年3月に「音楽家のタイム・マネージメント・セミナー」を開催しています(2022年は満席です)。その準備としてご自身の時間管理を見直して頂くのですが、どうやって見直せばいいか分からない方が多いんです。結論を言うと「分割して見直す」のですが、その分割の仕方も分からないって方が多いんです。この記事では自分の音楽活動時間の分け方を紹介します。
目次
結論
3時間ずつ5つに分ける
そして、各3時間「何をして過ごしているか」を書き出せばオーケーです。
具体的に
具体的には起床から3時間ごとに以下のようになります。
①ゴールデン・タイム
最も頭が働く時間です。勝手に集中してしまうのが、この3時間。この3時間で1日の8割が決まるようにします。
②ワーキング・タイム
仕事に集中する時間です。頭を使う勉強、身体を使う練習などはすべてこの3時間で行います。
③ターボ・タイム
ゴールデン・タイムとワーキング・タイムでやり残した事を「アンフィニッシュト・ビジネス」といいます。それを明日に持ち越さないように、「アンフィニッシュト・ビジネス」という排気ガスをさらに「集中」というエンジンに送り込むターボの要領で動きます。
④タスク・タイム
もう集中力も切れています。思考停止でやれば終わる作業だけに専念します。
⑤プライベート・タイム
自由に過ごします。
注意!
朝から④タスク・タイムだけで一日過ごす人が99%と言われています。電車乗って周りを見回すと分かるでしょう。あなたは違います。そんな人はこんな記事読まないですしね。だから、あなたは違います。あなたは大丈夫です。おまえは肉うどんです。
「やりたい」か「やりたくない」かも書き込む
上記各3時間に「何をやっていたか」を書き込むだけでなく、「やりたいこと」をやっていたのか「やりたくないこと」をやっていたのかも書き込んで下さい。面倒な方はやりたいことは赤ペンで、やりたくないことは黒ペンで書き込むと良いでしょう。以外と真っ黒になったりするんですよね。
まとめ
音楽活動時間の分け方は3時間を5セットに分けます。各3時間に何をしていたかを書き出してご自身の時間管理の見直しにお使い下さい。この記事が大人の音楽家の時間管理の手助けになれば嬉しく思います。
津本幸司
2022年3月21日月曜日祝日開催の「音楽家のタイム・マネージメント・セミナー」は満席です。次回は2023年です。
(2022年にどうしても参加したい・・・という方、デスクは用意できませんが、椅子だけで良ければなんとかさせます。asiansoundinternational(アットマーク)gmail.comに「椅子だけ詳細希望」とメール)
3月の京都オフライン・レッスンは満席です。