悲観的
周りからの冷たい視線、何をやってもダメな自分、悲観的になるのはしょうがないでしょう。でもずっと落ち込んでいては時間がもったいないです。
楽観的になれというのではありません。
存在しない
そもそも、「我思おうが我なんていない」と思えばいいんです。分かりませんか? デカルトの「我思う故に我あり」を完全否定すればいいんです。
何が存在するかは分からないけど、こうやって考えている自分だけは存在する・・・なんて思うからしんどいわけです。
感覚
今、目で文字を読んでいるはずです。これが感覚です。そして手で何かを触ってるはずです。これも感覚です。足が地面に付いているはずです。これも感覚です。
こういうのがたくさん重なって、束になって今の自分が作られているだけです。
どうでしょう? 楽になりませんか?
神様もいない
世界の秩序を作ったのは神様ではありません。神様が「火が熱く」したのではないのです。人間がゆらゆら燃える「火」を何度か触って、「熱い」という感覚を繰り返し経験してきたので「火は熱い」という信念を作り出したのです。
自分が考えている「自分」は、繰り返された経験で自分で勝手にで作り出した信念です。他人が分かるものではないんです。
ヒューム
お分かりの通りヒューム『人間本性論』です。個人的な曲解を意図的に挿入していることをご留意ください。
これはポチった方がいいと思いますよ。時代をスキップしてフッサールまで辿り着きます。
「あれ? 経験論だと矛盾しない? 現象学の話じゃないの?」と、ツッコみたくなるからです。
これがポイントなんです。
因果は成り立たない
因果関係は成り立たないと考えると、自然法則も成り立ちません。ということは科学が無理ってことになります。
まとめ
おいおい、科学を独立させようとしてるヤツが科学を無理にしてどうすんねん・・・これが私がこの記事で言いたいことの比喩です。
大丈夫ですよ! ギタリスト達よ! 頑張れ!
津本幸司