演奏時
演奏時は何を考えていますか?昨日の晩ご飯?来週の遠足?次の音?全部間違いです。この記事では音楽家が演奏時に考えるべきことを5つ説明します。
結論
もったいぶらずに結論を先に言うのが私流です。時間が無い方は以下だけジョット・ダウンして(メモって)サイトを閉じて下さい。
- ①intonation
- ②articulation
- ③variation
- ④fluctuation
- ⑤inflection
詳しく知りたい方は続きをお読み下さい。
①intonation
お子ちゃま用の内容です。イントネーションは強弱のバランスと考えて下さい。ドレミファソを弾く場合にドを強くするか、ミを強くするかで印象がガラッと変わります。
②articulation
アメリカの音楽高校レベルの内容です。トータル・ギター・メソッドⓇではアーティキュレーションを4つに分けて考えています。スライド、チョーキング、ビブラート、消音です。消音はミュートとは別物と考えて下さい。どのタイミングで音を消すかという意味です。始まり、途中、終わりの3つの音を発する仕事のうち最もおろそかになりがちであり、最もお里が知れる部分です。(ちなみに、トータル・ギター・メソッドⓇをまだ持ってない人は急いでお求め下さい。前提知識が欠けてる分けなので)
③variation
アメリカの音大レベルの内容です。バリエーションは多様性です。マンネリ化が良くないのはお分かりの通りです。ただ、バリエーションを付けすぎてアイデンティティに欠けるというのも考え物です。何事もバランスなんです。
④fluctuation
ここからが素人さんには難しい内容です。フラクチュエーションとは変動を意味します。何に変動を加えるかというのが難しいんです。例えば私の場合は販売する音源のリズムギターに大きなフェイザーを掛けています。気付かれないように数小節で一回浅く唸るくらいの波です。リードではリア・ピックアップとフロント・ピックアップの使い方でバランスを取りながら、あえてリアで弾くべきフレーズをフロントで弾いたりして、トーナル・インタレスト(音の面白さ?)を生み出しています。
⑤inflection
ここまで来るとプロ音楽家に指導してる内容です。インフレクションとは屈曲、湾曲を意味します。つまりはお客様の反応、その場の反応を察知して、ありとあらゆるものを変化させます。フレーズも、音色も、音量も、弾き方も上記①②③④の全てもです。私は全ての音楽活動でリハーサルをしませんし、練習もしません。その方がインフレクションの力を発揮できるんです。講演も講義も授業もセミナーも台本は一切ありませんが、英語でも日本語でも完璧に時間ピッタリに終わることができます。インフレクション能力を身に付けると良いことがたくさんあります。詳しく知りたい方はご相談下さい。
まとめ
音楽家が演奏時に考えるべきこと5選をトライして下さい。これはマンツーマン・レッスンじゃないと指導できません。恐らく私しか教えることはできません。だから世界中の音大の先生達に教えに回ってたんです。しかし、残念ながら新規の受付はしません。
(あの手この手でメディアや出版社や学校法人が連絡してきますが、私は死んだと思って下さい。「津本幸司死去」(検索エンジン用w)死人ですので関われませんし、本も書きませんし、インタビューに答えることも不可能です。)
トータル・ギター・メソッドⓇをお求めの方で、Facebookレッスン会員の方はオンラインで指導しますよ!
ギタリストを目指す方の技術と知識は以下で網羅しました。これだけ持ってれば他は不要です。バークリーと藝大とISMギタリスト養成所をギュッとまとめてます。これがあれば3つの組織と私個人をポケットに入れておくことができます。
ちなみに
個人的にマンツーマンのコーチング・セッションは中央区のホテルラウンジで開催していますのでお問合せ下さい。「コーチング詳細希望」とメールすれば女の子達が教えてくれると思います。30分単位ですので学生さんでも相談できますよ。
asiansoundinternational(アットマーク)gmail.com
津本幸司