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音楽家の4つ目の貨幣の扱い方

時期

私が毎日のように音楽家に暗号資産の啓蒙活動をしていること、音楽家コーチング™との二刀流で話しているのが未だに理解されないのは承知しています。いつか分かる時が来ることも信じています。今はまだそのポイントが来ていないだけです。

貨幣について一度おさらいしましょう。

第1の貨幣

その昔、最初の貨幣は商品貨幣でした。石ころとマンモスの肉を交換したり、貝殻と魚を交換したり、塩と労働を交換したり・・・物質自体が商品としての価値があるので物々交換していたのです。後に金や銀も商品貨幣になりました。

第2の貨幣

第2の貨幣として商品担保貨幣が現れました。金と交換できる価値があるあことを金融機関や政府が保証した貨幣です。これは1971年8月15日まで続きました。

第3の貨幣

1971年8月15日以降は名目貨幣になりました。貨幣が貨幣の価値があるのは政府がその価値を認めているだけです。これを信用して相対的にあらゆる通貨の価値を決めるという現在の貨幣です。

第4の貨幣

第4の貨幣が事実上の通貨です。これをファクトゥム・マネーと呼びます。これは政府が発行する名目通貨とは大きな違いがあります。幸司君がやすこちゃんに1000通貨あげるとすると、その2人の「お小遣いやり取り帳」に「幸司君マイナス1000通貨」「やすこちゃんプラス1000通貨」と記載されるだけです。やすこちゃんはヤマダ電機でスマホの充電器を買う時にその「お小遣いやり取り帳」を持って行って1000通貨で払います。その時も「やすこちゃんマイナス1000通貨」「ヤマダ電機プラス1000通貨」と「お小遣いやり取り帳」に記載するだけです。やすこちゃんは無事充電器を手にすることができるんです。

「お小遣いやり取り帳」

この「お小遣いやり取り帳」は永久に残るんです。ヤマダ電機の社員も「あ、やすこちゃんがスマホの充電器買った時の1000通貨は少し前に幸司君からもらったものなんだ」と分かります。これをブラジルの山奥に住んでる人も確認できます。政府も銀行も介在する必要はないんです。

この時代にシフトすること

貨幣がシフトすると時代がシフトします。そして使い方や貯蓄の方法まで変わります。今までのように労働して、収入を得て、貯金して、投資して・・・の流れから一気に変わるんです。この準備がをできてない音楽家があまりに多いのが嘆かわしいところです。

しかも、前の時代(第三の貨幣時代)に貯金すらできなかった人投資で蓄財すらできなかった人が、また、準備すらしようとしてないのです。

今も泣いているのに、次の時代も泣くことを自分で保証しているようなものですよ。

まとめ

ニクソンショックのように突如起きることではなく、10年以上掛けてじわじわ移行してるのが今回の怖いところなんです。そして、じっくりゆっくり動ける人を勝たせて、留まる人を置き去りにする世界の恐ろしさに気付いてください。まずはリテラシーから。質問してください。

私のクライアントの女の子達は毎朝質問の電話をしてきます。

彼女達は「音楽家の暗号資産」と「音楽家コーチング™」が結びついているんですよ。ここが大切なところです。

気付いて下さる方が増えることを祈るだけです。

津本幸司

音楽家コーチングはnoteに移行しています。このブログは暗号資産限定に移行し始めています。両方同時に書いていきます。今の音楽家の学習スピードがあまりに遅すぎるからです。

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