ブルース
ブルースとチョーキングってコーヒーとタバコのようなもんだと昔教わりました。今となっては古い例えですが、とにかくセットと考えられるくらい頻出ということです。では初心者の方はどんなチョーキング入りブルース・フレーズを練習すればいいのでしょうか?
心配無用です。
この記事を読んだらチョーキングが命のお約束ブルース・フレーズ3選が分かりますよ。
以下キーは全てAマイナーで考えて下さい。
ベスト3
まずはこのフレーズ。5フレットから始まる定番のAマイナー・ペンタトニック・スケールのポジションではありません。ちょっと高いフレットのフレーズです。12~15フレット辺りが比較的弱い力でも弦を曲げることができるので、最初はこの近辺のチョーキング練習をオススメします。当然ながらチョーキングはピッチを安定させることが難しいのですが、最初はあまり「正確さ」に神経質にならない方が良いでしょう。正確なピッチが欲しいならそもそもチョーキングしなきゃいいわけですしね。
ベスト2
半音チョーキング「H.C.」の登場です。その直後に「D」のマークがあります。これはチョーク・ダウンを意味します。さっとチョーキングで半音上げた後、ピッチを戻します。力を入れるよりも力を抜く方が難しいかもしれません。
ちなみにこの半音上げた音はA音から数えて♭5の音です。これは特殊なブルーノートとして、ブルース、ロック、ジャズで重宝される音です。
ベスト1
やっと最後に定番ポジションです。薬指で3弦7フレットをチョーキングしてから2,1弦の5フレットを弾くのは定番の音並びです。タブ譜ではなく、音符の方をみると最初のチョーキングした3弦7フレットはE音、次の2弦5フレットもE音です。同じ音なのに違う弦で違う弾き方をする・・・ある意味面倒なことをしてブルースのニュアンスを出している訳です。
まとめ
チョーキングが命のお約束ブルース・フレーズ3選でした。
ブルース・ロック・フレーズをネットで検索するのは簡単です。でも、どれからやっていいか分かりませんよね。そう、情報洪水に溺れてしまっているんです。そこからギタリストを救うために私はトータル・ギター・メソッドにて抜粋しました。クリック
津本幸司