ウソ情報
ネットにはギター初心者向けの練習情報がたくさんあります。あれを書いている人はだれだと思いますか？全員がプロレベルに上手くなった人ならいいのですが、中には上手くならなかった人、上手くなれなかった人も紛れています。
お知らせ
音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししました
私達プロが見ると「なんでこんな練習をお勧めしてるんだろう？絶対これやったら挫折するのに」と驚くことがしばしばです。
私は日本での英才教育、欧州でのクラシック音楽教育を経て、米国音楽高校、ボストンのバークリー音楽大学、日本の東京藝術大学の全部を出ています。敢えてクソ横柄な言い方をします。私がダメだといったらダメなんです。もっと厳しい言い方します。
「ごちゃごちゃ考えずに俺の言うこと聞け、このクソど素人が」
そのくらい、初心者には厳しく挫折しないように注意しています。
絶対にやってはいけない練習3選を紹介します。
①クロマチック・スケール
半音ずつ、つまり1フレットずつ隣を押さえて弾いていく練習です。音楽的でもなく、芸術性もなく、機械的で、難しく、実用的でなく、変なクセが付きやすい練習です。初心者練習本、サイト、動画、リアルで会う先生の全てにおいて、クロマチック・スケールの練習をさせてたら、すぐさま逃げてください。その人は偽物です。
②オルタネイト・ピッキング
弦の上から下に弾くことをダウン・ピッキングといいます。下から上をアップ・ピッキングです。両方交互にやるのがオルタネイト・ピッキングです。こんな難しい技術を初心者にやらせるのは間違っています。左右の手のリンク（押さえると同時に弾くこと）が出来上がるまでやってはいけない練習です。
③Fのコード
Fのコードが難しいというのは聞いたことあるでしょう。このFのコードを押さえられるようになるのが、挫折をしないポイント・・・というウソ情報を信じている人が多々います。こんなの押さえられなくて大丈夫です。
さらに、教えたい人って、Fのコードを初心者に押さえさせて優越感に浸ったり、Fのコードにまつわるエピソードを語りたいものなんです。教えたい人の自己満足のために自分が挫折させられるんですよ。
つまり、偽物です。初心者練習本、サイト、動画、リアルで会う先生の全てにおいて、練習項目で「Fのコード」が出てきたら、すぐ逃げてください。
まとめ
初心者の方に挫折してもらう方が業界は儲かるんです。だから無理矢理挫折させられているんですよ。
パチンコ、宝くじ、ハゲ、風邪、ギター・・・全部当たらず、治らず、上達しないから業界がこれだけ盛り上がってるです。
絶対儲かるパチンコ、必ず当たる宝くじ、確実に毛が生える薬、すぐに完治する風邪薬、初心者がすぐに上手くなる練習法・・・全部ウソです。
津本幸司
ゆっくり時間を掛けて練習してください。その方法はメソッド化しました。トータル・ギター・メソッドⓇです。49,800円です。高額ですし、時間もかかります。この覚悟がないなら楽器屋さんに楽器代をプレゼントしたことになりますよ。
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