バンド内
「バンド内の信頼関係が築けていない」
こんなご相談を頂きました。
なんでうちのバンドだけこうなんだろ・・・
って思っちゃいますよね。
信頼関係築くのって大変ですよね。
お気持ちすごく分かります。
(1992年18歳、ロスでのロックバンド)
心配無用です。
この記事を読んだらバンド内の信頼関係の築き方が分かりますよ。
結論
バンド内の信頼関係を築くには
「まず自分が信頼されるギタリストになる」
ように努力します。
これでほぼ問題は解決します。
間違い
よく若い方が間違えて考えちゃうのは以下の3つです。(事実ご相談時の内容に以下が含まれていました)
- 「なんでアイツだけが評価されてるんだろう?」
- 「皆そ〜ゆ〜ところばっかり見てるけど、そんな問題じゃね〜んだけどなぁ」
- 「俺のことわかってね〜よな。皆バカなんじゃね〜の」
1.「なんでアイツだけが評価されてるんだろう?」
これはタダの嫉妬と、被害者意識です。これによってバンド内の信頼関係が回復することはありません。
自分が評価されるように努力するべきです。
2.「皆そ~ゆ~ところばっかり見てるけど、そんな問題じゃね~んだけどなぁ」
これは評価方法や評価基準自体を批判してるだけです。例えそれが間違っていたとしても、その世界に自分が入った以上、その人達と付き合ってる以上、それは覆らないんです。
例えば、「可愛い=偉い」という世界に入ったなら、もうしょうがないんです。そこで、「いや、違う!偉さは見た目じゃね〜だろ!」と主張するのはおかしな話です。
その場合は、自分が可愛くなるように努力すべきです。
3.「俺のことわかってね~よな。皆バカなんじゃね~の」
これは評価する人達の知性を見下すことで、自分が受けてる低評価のショックをやわらげようとしているだけです。
ある方面では正しい考え方なので、もしそう思うならそのバンドから抜けて、完全に縁を切れば良いわけです。しかし、見下しておきながら、その人達に評価されようとするのは矛盾します。
バンド仲間を見下すのをやめるか、そのバンド仲間とのご縁を切るかどちらかになります。
方法
バンド内で評価されている人と同じように自分が信頼されるギタリストになろうと努力して、バンド内での評価方法や評価基準に合うように努力して、バンド内の意見を尊重する。その結果、自分が信頼されるバンドメンバーになったら、あとは結構スムーズに行くもんです。
ご相談者様の環境が分かりませんので、あまり具体的なことは言えませんが、一度トライして見て下さい。
まとめ
信頼関係を築くにはまず自分が信頼されるギタリスト、バンドメンバーになる。
これで上手く行くでしょう。
上手く行かなければ他の方法を考えますので、またご相談下さい。
若いギタリストを応援しています。
津本幸司
信頼されるギタリストになるためのメソッド→トータル・ギター・メソッド