この道を進めばオーケー!
エレキギターの練習でこんなのがあると安心ですよね。
そう考えるのが大きな間違いなんです。
心配無用です。
この記事を読んだら間違いをおかさなくてすみますよ。
例えば
- 知らない場所、目的地は北にあります。
- 交差点をまっすぐ「北」に進むと行き止まりでした。
- 交差点に戻って「東」に行ってからまた北に向かうこととしました。
- ものすごく迂回していることに気付きました。
- もう一度交差点に戻って「西」に行ってから北に向かうことにしました。
- また行き止まりでした。
- もう一度交差点に戻りました。
- 少し「南に戻る」と、北へ向かう地下通路の入り口を見逃していたことに気付きました。
ギターの練習ではこんなことよくあるんです。
具体的には
- たくさんのフレーズでアドリブができるようになりたい(北の目的地)。
- フレーズをたくさん覚えようとした(北)が上手く弾けない。
- 立ち止まって、スケール練習が足りないのかもしれないと思ってやった(東)が上手くならない。
- もう一度考え直してアルペジオの練習が足りないと感じてやったが(西)上手くならない。
- この方は自分が理想としているアドリブの完成図が頭に描けてないのかもしれません。
- ギターを置いてゆっくり音楽を聴くこと(南に戻る)で問題は解決されるかもしれません。
良くある悪い例
北が行き止まりであるにも関わらず、そこでずっと足踏みを続けている・・・
その理由を聞くと「この本に書いてあったから」
分かりますよね。永久に足踏みして終わりです。
良くある惜しい例
北に向かって行き止まりなのに気付いて、東や西にトライしてそれもダメだったから・・・諦める・・・
もったいないです。
アップデート
原因は教材が悪かったのか、自分の体調が悪かったのか、季節が悪かったのか、お昼ご飯が悪かったのかは分かりません。いずれにしても、想定していたことと異なっていることに気付いたらすぐさまアップデートする習慣を身に付けないといけないんです。想定自体をアップデートして下さい。これがよくいわれる「アサンプション・アップデート」です。迂回する、戻るなど様々方法を考えましょう。
まとめ
がむしゃらに前に進むだけが利口な方法とは限りませんので、迂回する、戻るなど様々方法を考えましょう。
若いギタリストを応援しています。
津本幸司
自分で考えるのが難しい方は私が開発したトータル・ギター・メソッドをご利用下さい。