イコライザー
2020年に買うべきイコライザーは何でしょうか。是非参考にして下さい。
ベスト3
ROWIN ( ローウィン ) / GT EQ
私はあまり中華系ペダルをオススメしないのですが、今回は敢えてこのローウィンというメーカーのイコライザーをオススメします。と、いうのもイコライザーなんてたいした回路じゃないんです。電気回路に詳しい高校生でも作れるんです。だけど【イコライザーの操作】というのは慣れが必要なんです。なので、初心者ギタリストに「イコライザーってこういう感じのエフェクターなんだぁ!」と知ってもらいたくて、そして安価で経験を積んで頂きたくて、2千円台のこちらをオススメすることにしました。
だけど、別にプロでも使えると思います・・・。
ベスト2
MXR ( エムエックスアール ) / M108S 10 Band Graphic EQ
毎年オススメしているイコライザーです。これが直感的でしょう。分割の仕方が1kHzを基準としたオクターブバンドといわれる方法です。
下に500,250,125・・・
上に2kHz,4kHz,8kHzと続きます。
この周波数帯域の微調整ができることは、ギタリストとして、音楽家として大切なんです。中上級者にはこれがオススメです。
ベスト1
Empress Effects ( エンプレスエフェクト ) / ParaEQ
昨年も同じことを書きましたが、ベスト3とベスト2はグラフィック・イコライザーといって、見た目で直感的に周波数帯域を触ることができます。ただ、これだと周波数帯域の分割が大雑把すぎて「この帯域とこの帯域の間が触りたい」などの微調整ができないんです。これができるのがパラメトリック・イコライザーです。「何Hzをどのくらい上げるか」を自分で決定できるわけです。さらにQといってどのくらい急峻に特定の周波数を持ち上げたり下げたりするかを決めるつまみが付いてるんです!これは便利、そして、その操作が迷っちゃうのですが、なんとこれはフリップスイッチで大中小(急峻、中間、なだらか)が選べるようになっています。これはギタリストには大助かりです。私ならこれにします。ただ、3万とちょっとお高いかもしれませんね。
まとめ
2020年のイコライザーは上記の3つから選んで下さい。初心者の方にはローウィン、直感的な操作はエムエックスアール 、細部まで微調整したい方はエンプレスエフェクトで決まりでしょう。
津本幸司
他の【2019年版】オススメ機材はこちら