ラインアンプ(ダイレクトボックス)
そもそもラインアンプ(ダイレクトボックス)って何でしょうか?これはギターの信号は小さ過ぎるので、信号をライン・レベルに変換してライブのPAに送ったり、レコーディング出来るようにするためのものです。
この記事を書く理由
そして、この記事を書く理由として次のような背景がありますのでご紹介します。まず、トータル・ギター・メソッドの会員様がご質問下さいました。
「ライブハウスのアンプが壊れてえらい目に遭ったんです。自分のアンプを持って行くべきですか?」
私はこの質問に対して
「自分のアンプを持って行ったら、またその自分のアンプが壊れた時にえらい目に遭うかもしれないので、常にアンプの故障は想定して他のオプションを用意しておくべきです。例えばラインに送る準備をするとか」
とお答えしました。そして、他のトータル・ギター・メソッド会員様が
「じゃあ、オススメのラインアンプ(ダイレクトボックス)は何ですか?」
と聞いて下さったんです。そして私はこのブログの過去記事を検索して「こちらです!」と言おうとしたら・・・なんと・・・書いてなかったんです!!
だから焦って今書いているんです。
2020年に買うべきラインアンプ(ダイレクトボックス)。是非参考にして下さい。
ベスト3
COUNTRYMAN ( カントリーマン ) / TYPE85 ダイレクトボックス
これはどちらかと言うとライブハウスの方が用意すべきモノではあるのですが、まぁ私自身高校生の頃からライブの時は持ち歩いていました。このダイレクトボックスは世界のスタンダードだと思っていますが、世界中のライブハウスやライブ会場がそのスタンダードを満たしているとも限りませんしね。そして何度もこれを持参したことに救われました。事故って・・・起こるんです!2万円でおつりがくる「お守り」としていかがでしょうか?ライブが多いギタリストにオススメです。
ベスト2
MOOER ( ムーアー ) / Micro DI
学生さんにはこれで十分です。8千円でおつりがきます。DIの機能なんてたいしたことないんです。ラインアンプ(ダイレクトボックス)を使う時って、どうせ「緊急事態を回避するための応急処置」に過ぎないわけですしね。別に良質じゃなくても大丈夫です。学生ギタリストにオススメです。
ベスト1
RADIAL ( ラジアル ) / J48
2万2千円くらいしますが、こだわるギタリストにはコレがいいでしょう。今の時代はリアンプといってギターの信号だけを記録しておいて、後からアンプを変えるってことが出来るんです。その為にはリアンプ・ボックスを使う必要があるのですが、そのリアンプ・ボックスはこのラジアル社のものがオススメなんです。そのリアンプ・ボックスを使うためのラインアンプ(ダイレクトボックス)としてラジアル社がこれをオススメしてるんです。スタジオ系の作業が多いギタリストにオススメです。
まとめ
2020年のラインアンプ(ダイレクトボックス)は上記の3つから選んで下さい。
ライブが多いギタリストにはカントリーマン、学生ギタリストにはムーアー、スタジオ系の作業が多いギタリストにはラジアルがオススメです。
津本幸司