イコライザー
2019年に買うべきイコライザーは何でしょうか。是非参考にして下さい。
ベスト3
BOSS / GE-7
ボス
ボスが好みでない私、津本幸司がボス製品をオススメします。実は私が高校生の頃、最初に買ったイコライザーがボス製品でした。当時は選択肢が少なかったのもありますが、お値段もお手頃でした。100Hzを基準としたオクターブバンド(100Hzから倍、倍、倍になるという意味)の設定が微妙なのですが(ホントは1kHzを基準にして欲しい)最初のイコライザーとしてはバッチリでしょう。初心者の方や学生さんにオススメします。
ベスト2
MXR / M108S 10 Band Graphic EQ
エムエックスアール
1kHzを基準としてオクターブバンドです。
下に500,250,125・・・
上に2kHz,4kHz,8kHzと続きます。
この周波数帯域の微調整ができることは、音楽家としてエンジニアとして大切なんです。私が出た藝大の音響学を学ぶ科の入学試験はブラインドテストでこのつまみ1つ分の動きを当てるというのもありました。これでエンジニアとしての耳を鍛えましょう。一番下の31.25Hzは不要だとは思いますが、まぁ触ってみて下さい。中上級者にはこれがオススメです。
ベスト1
TECH21/ Q STRIP
テック21
ベスト3とベスト2はグラフィック・イコライザーといって、見た目で直感的に周波数帯域を触ることができます。ただ、これだと周波数帯域の分割が大雑把すぎて、「この帯域とこの帯域の間が触りたい」などということができないんです。これができるのがパラメトリック・イコライザーです。「何Hzをどのくらい上げるか」を自分で決定できるわけです。エジンニアとしての耳が出来上がってる上級者にはこれをオススメします
まとめ
2019年のイコライザーは上記の3つから選んで下さい。初心者の方や学生さんにはボス、中上級者の方にはエムエックスアール 、エジンニアとしての耳が出来上がってる上級者にはテック21がオススメです。
津本幸司
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