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【意外!】ギター演奏と息、声、頭、体、足の動き

多い質問

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トータル・ギター・メソッドの質問スレッドで以下のような質問をたくさん頂いています。

  • 「演奏中の呼吸はどうすればいいですか?」
  • 「足でリズムを取る時は裏で取りますか?」
  • 「体や頭は大きく動かしてリズムを取ればいいでしょうか?」
  • 「ギターの発音のタイミングは声を出すタイミングと合わせるべきですか?」
  • 「一拍目の頭に合わせるために4拍目で息を吸うようにしたらいいですか?」

などなど・・・お気持ち分かります。

心配無用です。

この記事を読んだら、ギター演奏と息、声、頭、体、足の動きとの関係が分かりますよ。

結論

敢えてこういう言い方します。

「息、声、頭、体、足の動きと演奏のリズムは恐ろしいほど無関係」です。

理由

息、声、頭、体、足の動きは「どんくさい」んです。そんなモノを頼りにリズムを感じてはいけません。それが許されるのは「小学校の音楽の授業」までです。小学生が、皆で一斉に声を出す、皆で一斉にピアニカを吹く、縦笛を吹く・・・こんな時は先生のかけ声で、大きく息を吸うべきです。リズムを合わせるためい大きく体や頭やを動かしていいでしょう。長い音符を数えるために足を動かしたりもありですね。

中学生以上はそんなことやってはいけません。

細かく感じる

私達は細かくリズムを感じる必要があります。例えばテンポ120で四分音符が4拍あるとしましょう。頭の中で最低でも16分音符は感じてなくてはいけません。欲を言えば32分音符や6連符も同時に感じてるのが理想です。これにより「リズムの精度が上がり」ます。良くないのは「せ〜の〜!ど〜ん!」と1拍を大きく数えることです。これにより「リズムの精度が落ち」ます。

例えばギター・デュオで演奏するとしましょう。リズム・ギターが4拍目に息を吸ってたりすると必ず1拍目が必ず遅れます。そんなギタリストの伴奏に合わせてリードを弾く時は「恐怖」です。あたかも自分が先走って弾いてしまって印象になるよう「仕掛けられた気分」になるからです。

だから、「息、声、頭、体、足の動きと演奏のリズムは恐ろしいほど無関係」だと考えるべきなんです。

まとめ

「息、声、頭、体、足の動きと演奏は恐ろしいほど無関係」です。細かくリズムを感じましょう。

質問して下さった方々に感謝です。このような質問をドシドシお寄せ下さい。トータル・ギター・メソッド会員様にはこのような音楽全般の技術も向上して頂きたいと考えています。

津本幸司

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