メロディック・マイナーって結局何?
聞いたことがあるけど、結局それって何なの?なんか良くわかんない説明ばかりなんだけど・・・
混乱しますよね。お気持ち分かります。
心配無用です。
この記事を読んだら、メロディック・マイナー・スケールが何かが分かりますよ。
メロディック・マイナー・スケールとは何か
ドレミファソラシドのミだけを半音下げたスケール。
つまりドレミ♭ファソラシド
以上です。
初心者の方は、他の情報を遮断して上記だけを覚え下さい。
混乱する原因
自分の背丈に合った解説だけを読む必要があります。ごちゃごちゃ説明を読みまくるから、わけが分からなくなるんです。初心者の方の背丈に合った解説は上記です。
パンドラの箱
ここで、あえて訳分からなくなる説明をしますので、「無視」して下さい。なんでわざわざ「無視」するべきものを書くかというと、ほとんどの本やサイトでこの内容があって読者を混乱させているからです。これを見つけて「ヤバい」と思ってもらうためです。
以下は、パンドラの箱、つまり災いが詰まっている文章です。青い文字で書きますので読んではいけません。しかし、完璧に正しい内容です。音楽で生きるには知る必要があります。でも読んではいけません。
メロディック・マイナー・スケールは旋律短音階と言います。ナチュラル・マイナー・スケールである自然単音階は3度6度7度がメジャー・スケールと比べて半音下がっています。このナチュラル・マイナー・スケールの上昇時にトーナル・テンデンシーと呼ばれる音を円滑に次の音をにつなげる為の効果をもたらすために、7度だけ半音上げて導音にします。7度だけ半音上げては6度との音程が短3度になってしまいますので、6度も半音上げます。これによりスムーズに上昇するマイナー・スケールが完成するわけです。これがメロディック・マイナー・スケールの上昇です。しかし、上昇をスムーズにするために音を変更した訳ですので、下降時は不要になります。そのため、下降時はナチュラル・マイナー・スケールに戻す決まりになっています。つまり6度と7度を半音下げたままにします。結果的にメロディック・マイナー・スケールを1オクターブ上昇下降する場合はドレミ♭ファソラシドシ♭ラ♭ソファミ♭レドになります。これはクラシックの世界で使われるスケールであり、ジャズ・ポピュラーではそのまま下降も6度と7度を半音上げた状態にします。ドレミ♭ファソラシドシラソファミ♭レドになります。これら2つのメロディック・マイナー・スケールを区別するために後者をリアル・メロディック・マイナー・スケール、もしくはジャズ・メロディック・マイナー・スケールと呼びます。ジャズ・メロディック・マイナー・スケールはそのまま使われるのことは少なく、しばしば開始音を変えて使われます。7番目の音から始まるスケールがオルタード・スケールであり,セカンダリー・ドミナントでよく使われます。4番目から始まるスケールがリディアン・フラット・セヴンでサブスティテュート・ドミナントやサブドミナント・マイナーのフラット・セヴン・セヴンで使われます。
で・・・あなた
読んじゃったでしょ?
人間の脳は「知りたい」「生きたい」「仲間になりたい」という3つの欲があって、この3つを他人が封じることはできないんです。だからあなたは今、読むなといった文章を読んじゃったんです。(若干、タブーの心理と呼ばれる心理テクも使っていますが)他のサイトや教則本を見ちゃって、読んじゃって、混乱しちゃって・・・これも自分の欲でやっちゃってるわけです。
だから
今後このような自分の背丈に合わない文章をみたら
「あ!ヤバい!これ読んだら混乱するかもしれない!」
と、思って忘れるようにして下さい。
まとめ
メロディック・マイナー・スケールはドレミファソラシドのミを半音下げたスケール。
つまりドレミ♭ファソラシド
これ以外は初心者の方に不要な情報です。
初心者の方の参考になれば嬉しいです。