必須
たくさんの理論書を書きましたが、早い話がスケールを覚える順番としては、メジャー・スケールの次にハーモニック・マイナーです。面倒な理由なんてのは考えなくて良いでしょう。
でも、どれから覚えればいいか分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら初心者から抜け出せるハーモニック・マイナー3選が分かりますよ。
Aハーモニック・マイナーとして練習して頂きたい順にベスト1からご紹介します。
ちなみにハーモニック・マイナーはこの記事にも書きましたが、Aナチュラル・マイナーの7番目の音を半音上げたスケールです。
ベスト1
トータル・ギター・メソッドでは12種類の弾き方を紹介していますが、その中でもダントツに大切なのがこのポジションです。その理由は最も有名なペンタトニック・スケールとポジションがかぶっているからです。練習の仕方としては最初にハーモニック・マイナーを往復して「こんな雰囲気なんだぁ」と思って下さい。次にAナチュラル・マイナー(Cメジャー・スケールをAから弾く)を弾いて違いを確認して下さい。4弦6フレットと2弦9フレットが異なります。そして最後にAマイナー・ペンタトニック・スケールを往復した後、Aハーモニック・マイナーを往復して雰囲気の違いを確認して下さい。まずは、弾き慣れる、聞き慣れる、違いを知るということが大切です。
ベスト2
中途半端な「ポジション5」っていうのが気になると思いますが、5弦人差し指から始まるAハーモニック・マイナーだと考えて下さい。Aナチュラル・マイナーとの違いは6弦16フレット、3弦13フレット、1弦16フレットのG♯です。ベスト1で紹介したポジションと「遠く離れている」ので、この2つさえ覚えておけばどんなキーでもある程度対応できます。練習方法はベスト1と同じです。
ベスト3
最後はこの「ポジション1」です。これがオススメな理由は音名が把握しやすいからです。初心者の方の多くは1〜5フレット辺りの低いフレットの音名は把握できていても、5フレットより上になると「何の音だっけ?」となってしまいます。なので、このポジションで1つ1つの音名を確認して下さい。
まとめ
ハーモニック・マイナー3選でした。しかし、「何を使うか」よりも「どう使うか」が大切です。トータル・ギター・メソッドでは1つのポジション(弾き方)を提示した後に実践フレーズをセットでご紹介していますので、今日のバンド練習で実践できます。
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津本幸司