オクターブ奏法
オクターブ奏法とは文字通りオクターブ違いの2音を同時に弾く方法です。
右手の弾き方は知ってますか？
不安ですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら「オクターブ奏法」の右手の弾き方が分かりますよ。
結論
大きく分けてオクターブ奏法には4種類の右手の弾き方があります。
- ピックで弾く
- 親指で弾く
- 親指と中指で弾く
- ハイブリッド・ピッキングで弾く
具体的に
この譜例はトータル・ギター・メソッドのテクニック編「オクターブ」から少しだけ抜粋したものです。3弦と1弦、4弦と2弦という具合に1本飛ばしで押さえる必要がありますが、押さえること自体は比較的簡単でしょう。難しいのは「余分な弦を鳴らさないようにすること」です。3弦と1弦を押さえるのであれば2弦が鳴らないようにする必要があります。人差し指の腹の部分で消音するか、余っている中指で弦を触って消音するかなどは、お好きな方法を選んで下さい。音が消えてさえすればオーケーです。
右手の弾き方
「1.ピックで弾く」方法と「2.親指で弾く」方法はミュートしている弦もお構いないしに一気に振り切ってしまいます。ちゃんと消音できている事が大前提ですね。
「3.親指と中指で弾く」方法と「4.ハイブリッド・ピッキングで弾く」方法は押さえている弦だけを弾きます。弾かない弦はある程度消音できていれば大丈夫でしょう。
じゃあ
上記を踏まえると「3.親指と中指で弾く」方法と「4.ハイブリッド・ピッキングで弾く」方が安全ですよね？
でも、親指やピックで弾く方が圧倒的に「オクターブ奏法っぽい」んです。
その理由はこのオクターブ奏法を有名にしたウェス・モンゴメリーが親指で弾いていたからで、皆あのニュアンスが欲しくなるものなんです。
エリック・ジョンソンなんて、曲中でオクターブ奏法をピックで弾いたり親指で弾いたり変更しています。
まとめ
文字通りオクターブ違いの2音を同時に弾く方法です。右手の弾き方は4種類あります。どれが正しい、どれが良いとは言えませんが、全部試してご自身に合うオクターヴ奏法を探すのも良いかもしれませんね。
独学ギタリストを応援しています。
津本幸司
トータル・ギター・メソッドの始め方
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