ダメオジ→イケオジ｜アイツがなぜ？｜裕福音楽家になった方法

ダメオジ

何をやってもダメなタダのオヤジだったアイツが10年経った今はアメリカを拠点に裕福な音楽家になっています。私も驚きました。

インスタで46万人のフォロワーがいて、今時ライブハウス巡りをしていて、いつも満席ですって。

「こいつ10年前はダメオジだったんだぜ〜！」

と、言いたくなるくらい、女性ファンもワンサカいます。ヒゲ生やしちゃったりしてイケオジを気取ってやがる・・・羨ましい！

帰国中なので昨日秘訣を聞きました。私が何かをやったわけではないので、彼なりの方法を探ってみました。

10年前

今45歳です。10年前は35歳でした。下っ腹が出た営業マンでした。そこそこの大手電気会社に新卒で入社して12年、言われることを言われるがまま聞いて、特に出世もせず、人付き合いを円滑にしながら、敵を作らず生きている・・・いわゆる普通のサラリーマンです。体型もボテボテですし、頭頂部はカッパのようにハゲてます。肌もボロボロで、服装も形だけスーツみたいな感じです。不健康自慢が習慣になっていました。

はっきり言って「終わって」ました。

気付いたそうです

最初に会ったのはロスのNAMMショーでした。私はゲストで、彼はその電気会社の音楽関連製品の出品担当として立っていました。ちょこっと話した程度です。

彼は、あらゆる音楽家を見ているうちに、自分が「終わってる」ことに気付いたそうです。

そして、「こいつらみたいになろう」と思ったそうです。

そこから

そこからどうやったかが知りたいですよね。私も「で？んで？」と、しつこく聞きました。

転職したそうです。なんと、街の電気屋さん、つまり、自分の家の近所で蛍光灯が切れた時に取り替えてくれる家族経営の電気屋さんに転職したそうです。給料なんて16万円にダウンしたそうです。
そこから学生時代の夢だった音楽に没頭したそうです。13年ぶりにベースを引っ張り出してスラップを3年練習したそうです。
そしてギターも合わせて弾いてたそうです。4年目からはギターの方にはまって40代を目前にギターを独学で学んだそうです。社交辞令で「津本さんの本にもお世話になりました」とは言ってましたが、ウソだと思います（笑）。
転職してから7年目で退職して、コロナ前に単身渡米して、そのNAMMショーが行われてるロスに滞在したそうです。そこで2年間現地の専門学校と音楽教室の間みたいなところに通ったそうです。
専門学校の20代の仲間とバンドを組み、ベース担当して、時折ギターも担当してアメリカ中を演奏して回っているそうです。
今では体型もすっきり、スキンヘッドをアレンジして、口の周りにヒゲを生やして、帽子を被り、薄いサングラスを書けて、ネックレスをして、日に焼けて、胸を張って、笑顔を絶やさない・・・めちゃくちゃカッコいいです。これはモテるは。私より4歳下ですが、なんか貫禄がものすごいです。