複雑なこと
複雑なことを考えるのは誰しも苦手です。脳は楽をしようとします。直感的に考えてしまうんです。そしてそれを正しいと思い込むんです。GoogleとIBMを比較してどう思います?「Googleは有能な若い人がたくさんいる最新技術の会社」「IBMはおじさんばかりの旧体質な会社」とか思っちゃいませんか?で、なんとなく正解だと思う裏付け事実も知ってると思い込んでるでしょ?でも、本当のはどうか分かりませんよね。こういうのをヒューリスティックといわれますが、最近ではポール・スロヴィック提唱の「感情ヒューリスティック」と言うことが増えました。このように脳に楽をさせてしまうと目標達成はできなくなります、お金も逃げて行きます。
最近、目標と金融に必死になってるのは知り合いに最速でこの2つをマスターさせる必要があるからです。
コンパレーター
ヒューリスティックや感情ヒューリスティックに打ち勝つものが「脳内コンパレーター」です。これは訳し方が分かりませんが、「比較器」とでも考えて下さい。脳の中で論理的に物事を比較する部分です。GoogleとIBMをちゃんと比較するんです。できます?もうこの時点で「めんどくせ〜」と思いますよね?私も面倒くさいと思います。知ったこっちゃないし、比較したところで自分に何の利益ももたらさないからです。
目標なら
しかし、自分の将来の目標に付いてならどうでしょうか?成功するためにAをするかBをするか。これを感情ヒューリスティックで決めて行動してると成功率は下がります。脳内コンパレーターで論理的に比較をして判断すべきです。
具体的に
例えば(あくまで例えば)ニューヨークで音楽活動したい女の子が例えばいるとしましょう。物価の高いアメリカに渡航するにはお金が掛かります。どうしたらいいと思います?「バイトしよう!」と言う発想になるんです。これがヒューリスティックです。同意してしまう人も多いのではないでしょうか?例えばの話ではありますが、まぁそんな子がいるとして、例えば私がこの子にどハマりしてたら、即座に止めさせて、その時間でジムと、スパと、エステに通わせます。自分のメンタルとフィジカルを世界レベルに磨いた方が大きなお金が動く仕事につながり、バイトするよりも早く資金調達できるからです。私の脳内コンパレーターでの判断ですので、彼女が理解できるかどうかは分かりませんが、彼女自身自分の脳内コンパレーターを作動させるべきです。同じ結論になるかどうかも分かりませんが、恐らく「バイトしよう!」という発想は消えると思います。
ちなみに「金出してあげればいいじゃんよ!」と思ったあなた・・・最も愚かです。私は一円も出しません。(2023年初頭のセミナーにくるかも?)
まとめ
ヒューリスティックよりもコンパレーター重視で動きましょう。そして、コンパレーターは期待通りに進むと幸福感を生み出し、期待から外れると絶望感を生み出します。だからこそ正しく論理的に判断するモチベーションに繋がるんです。
津本幸司
ギターを弾く人は思考停止で上達するように私が以下を作りました。
おまけ
大人の方が自分の経済リテラシーを見直すのは次のどっち?
A.3年に1度
B.1年に1度
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Bを選んだ方はもう一度この記事で心を整えて下さい。
Aを選んだん方は絶対にこの記事は読まないでください。