ギターの生徒あるある
「うわ、今のフレーズいいですね!楽譜に書いてもらえませんか?後でゆっくり練習したいです!」
これを言うギターの生徒が上達することはありません。
なんでか分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだらなんでこれを言う生徒が上達しないか分かりますよ。
結論
「後でやる」と言う人は、後になってもその時点から「後でやる」と考えるから上達しないんです。
なれの果て
パターン1
「後でやる」→「明日やる」→「今度やる」→「いつかやる」→「忘れてた」→ナンマイダ
パターン2
「後でやる」+「後でやる」+「後でやる」=やること多過ぎ→パニック→ナンマイダ
パターン3
「後でやる」xこれもあれも=どれから手を付けるか分からない→ナンマイダ
せっかちな生徒
「うわ、今のフレーズいいですね!今弾くんで聞いて下さい!どうですか?アレ?こうですか?あーですか?これどうやるんですか?これどうなってるですか?何指がオススメですか?あ、分かりました、もう一回やります!アレ?おかしいなぁ!あ、そういうことか、もう一回だけ一から教えてもらえませんか?あ、時間なくなりそうですがしょうがないです、半分だけでもやってみます!」
こんなせっかちな初心者の生徒が何人かいました・・・すぐプロになりました。
林先生は正しいですよね。今じゃなかったらいつやるの・・・
ゆっくりとは
「後でゆっくり練習」の気持ちは分かります。タイムリミットがあるレッスン中にフレーズの練習するよりももっと多くの情報を得た方が効率良いと考えてしまうんです。
でも、ゆっくり練習しようとすると消化不良で排泄してしまいます。つまり消化量がゼロなんです。
本当は
本当に効率が良いのは情報が入った瞬間に完璧に消化しきる方法です。情報量は少ないですが結果的に消化量が多くなるんです。
まとめ
後でゆっくり練習しようとせずに、情報が入った瞬間に完璧に消化しきる習慣を付けると良いでしょう。
若いギタリストを応援しています。
津本幸司
もちろん、逃げていく情報、飽和している情報では意味がありません。必要な情報を消化できる順に並べたのが私が開発したトータル・ギター・メソッドです。クリック