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音楽家が持つべきアーキテクチャとは【音楽家のコーチング】

音楽家の作業と練習

音楽家が作業をする時の脳と体の動きを見てみましょう。

アルペジオの練習をしよう(考え)→ 実際に練習(行動)

このように考えてから行動します。当たり前ですね。

ではなんでやらないのでしょうか?

それは、「考えてる自分」の言うことを聞かない「行動する自分」がいるからです。

つまり、「考えている自分」と「行動する自分」が独立していて、両方がやる気モードでないと動かないようになっているのです。体調が悪い、緊急事態が起こったなどの場合も同じです。

【お知らせ!】

ちょこちょこ書いてきた音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししています。このブログは【ギター】及び【暗号資産】のみになり、noteは【音楽家コーチング】記事のみになりますので、ブックマーク宜しくお願い致します。もしくは、公式LINEからぴょんぴょん跳べるようにしてます。2023年7月限定レッスンクーポン配布中

問題の悪化

問題は考えただけで、行動しなかった内容がどんどん増えて行き、忘れ去れてしまうことです。この「考えている自分」と「行動する自分」の同期がいかに大事か分かるでしょう。

難しい言葉でこのようなシステムを密結合アーキテクチャーと言います。簡単に言うと、一つに問題が起こると全体に問題が起こってしまうということです。考えてる自分が故障しても問題ですし、行動する自分が故障しても問題になるということです。

対策法

ここで登場するのがバッファです。バッファとは考えた内容を書き留めておくモノだと思ってください。つまり「考えている自分」の考えをこのバッファに渡して、そのバッファから「行動する自分」にどんどん渡して行くのです。これをキューイングと言います。

「考える自分」→「バッファ」→「行動する自分」

で分離しておきます。そうすると、別に「行動する自分」が都合悪くても「考える自分」がボンボンとバッファにやることをぶち込んで貯めていけばいいのです。「行動する自分」が都合が良くなったらバッファから受け取ればいいのです。頭が回らないなどの「考える自分」に都合が悪くなってもバッファに過去にぶち込んだ内容がある以上「行動する自分」が動けます。

これを難しい言葉で疎結合アーキテクチャと呼びます。

具体的に

具体的には体は温まってないけども、頭が働く朝に「考える自分」に働かせて、頭は疲れてるけれども体が動き始める午後に「行動する自分」に働かせるという方法です。そのバッファは手書きのノートです。キューイングは朝ペンで書くことと、午後にノートを見て行動したらチェックを付けたり横線で消すことです。ちなみにこのノートのようにバッファとして貯め込んだものが処理されるまで保存をして、実行されたら消されるものをペイロードと呼びます。

まとめ

このようなシステムを難しい言葉を使わずに、すぐに一緒に実践しながら実際にノートに書いていく作業を11月3日の「音楽家になるためのセミナー」(開催未定)で行います。音楽家を目指す方はお見逃しないように。開催も未定ですし、申込はまだまだですがゲリラ的に公式LINEで発表しますのでスタンバイしておいてくださいね。

音楽で生計を立てたい方専用公式LINEhttps://lin.ee/Zvo4jm7

あえてストレートに言うと25万円作っといて下さい。今から節約すれば貯まります。毎年「あと5万円足りません」などと嘆く若い方がいらっしゃいます。25歳以下の方はあせらずに来年でも、再来年でもゆっくり貯金してから来てください。若さという武器があります。

25歳以上の方でも、もし上記のような難しいシステムを、長年掛けて実践して、失敗して、修正するのを自分でやる方がいい場合はご自身でもできますので頑張ってください。ちなみに私の脳では無理でした。

津本幸司

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