想定読者
- どんな機械を買えばいいか分からない方
- 機械は買ったけど、何から手を付けて良いか分からない方
- 作編曲の手順が分からない方
- 自己流でDTMを身に付けた方
- 音楽制作作業が遅い方
お知らせ
音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししました
順序
- 作曲としてメロディを書きます。このメロディをテーマと呼びます。
- コードを付けます。厳密にはこの作業は編曲の作業ですが、作曲の一部と考えて構いません。
- 複数のセクションの曲(Aメロ、Bメロ、Cメロなど)が完成したら一枚の楽譜にコードとテーマを書きます。これを「リード・シート」と呼びます。
- 何回繰り返すか、どのセクションをリピートするか、イントロやエンディングの構成を考えます。決まりではありませんが、曲の長さが3分から5分になるようにするといいでしょう。
- 楽器編成を考えます。ドラム、ベース、ギター、ボーカルなどです。
- ベーシック・パターンを考えます。基本的に書く楽器がどんな演奏をするかです。
- 全員が同時に同じリズムを演奏する場所(ストップ・タイム)や、シンコペーションなどのリズムを全員が合わせる場所(キックス・オーバータイム)を決めます。
- 各楽器を細かくアレンジし、詳細を楽譜に書きます。
機械の登場
ここでやっと機械の登場です。上記の作業を機械の上でやっても構いませんが、それはあくまで作業効率化の意味で使っていると考えてください。つまり、コンピューターなどでデータを保存する場合は別のファイルでここからの作業を始めることになります。
DTM作業順序
- テンポを決めます。
- セクションのマーカーを書きます。
- ドラムを入れます。
- ベースを入れます。
- 上物(ギター、ストリングス、ピアノなど)を入れます。
- ボーカルを入れます。
- 全体の音量バランス、音色を整えます(ミックス)。
- 最終的な雰囲気を整えるために全体にイコライザーやコンプレッサーを掛けたり、曲として最大の音量になるように(マキシマイズ)します。
オススメ作業
オススメの作業は「比較」です。自分が普段聴いている音楽との違いを聞き比べてください。あまりにベースが大き過ぎたり、ドラムが聞こえにくかったりしないか確認できます。
DTMソフトウェア
上記の作業をするのにオススメのソフトウェアは以下の2つどちらかです。個人的にはPro Tools を使用していますが、最初はどちらでも構いません。
Cubase Pro 12
Pro Tools Studio
DTMハードウェア
上記の作業をするのにオススメのハードウェアは以下だけで大丈夫です。サウンドハウスでもAmazonでもお求め頂けます。
focusrite scarlett 2i2
まとめ
以上、何か質問ありましたら、お待ちしています。
津本幸司
⑴トータル・ギター・メソッドⓇ49,800円
オプションのフェイスブック・レッスンで毎日動画配信、毎日投稿コメント、毎日質疑応答しています。