ギタリストの悩み解決

津本幸司がギタリストの「困った」を解決します。

プロ志向の3つの勘違い

プロになりたい?

プロを目指すギタリストが多いのは事実です。私はプロ育成機関であるISMギタリスト養成所を運営し、毎日プロを目指すギタリストとお会いしています。ただ、勘違いしている人が多いんです。どんな人?自分かもしれない・・・不安ですよね。

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心配無用です。

この記事を読んだらプロ志向の3つの勘違いが分かりますよ。

3つの勘違い

  1. 時間の勘違い
  2. お金の勘違い
  3. 努力の勘違い

この記事を書く動機

先週1人体験レッスンにお見えになりました。54歳の方です。「プロを目指しています」と、言っておられました。全く問題ないでしょう。年齢は関係ありません。しかし、その人は上記3つ全てが勘違いでした。

10代の方でも3つ全てを持ち合わせてる人はいないのですが、珍しくハットトリック(?)を決められたので、若い方がこのような勘違いをしないように注意喚起しようと思いました。

当然、その方にはちゃんとISMギタリスト養成所が入所をお断りする理由を詳しくご説明をして、お考えも改めて頂き、ブログに記載させて頂くことを許可を取ってます。(で、なければタダの嫌がらせや愚痴になりますしね)

1.時間の勘違い

その方曰く

1年以内にプロレベルになろうと思っています!
そのためには1日8時間練習する覚悟です!
疲れている時でも3時間は練習しようと思います!

昭和の中学生の考え方です。

はっきり申し上げてこの程度の練習量で1年でプロになれるはずがありません。これでプロになれるなら音大生は全員プロになってるはずです。藝大生でもサラリーマンになる人がたくさんいるくらいです。

プロになった楽器奏者に練習時間を聞くと

練習時間?考えたことない?ずっと・・・かな?

分かります?

練習時間を決めて頑張ろうとしている時点でダメなんです。当たり前のようにずっと練習する人じゃないとダメなんです。

2.お金の勘違い

その方は月に4万円がギター練習の予算だそうです。年間48万円ですね。弦やピックや楽譜を買ったり、レッスンに通ったりを含むそうです。私のレッスンは高額ですので、月に2,3回来られるかどうかでしょう。レッスンに来る回数が問題ではありません。この程度の予算で1年でプロになれると考えるのがおかしいんです。

バークリー音楽大学では年間1000万円ほどかかります。

東京の私立音大でも500万円前後はかかります。

最も安い音大である国立の東京藝術大学でも年間60万円です。

貧乏がいけないといってるわけではありません。しかし、50代の人がこの程度の予算で1年でプロをめざすのは非現実的です。プロになるには時間がかかる分、お金もかかるんです。短時間で低予算で簡単にプロになれるわけないと思って下さい。

3.努力の勘違い

この方は何度かプロになることを試みたそうです。でも無理だったそうです。その理由はその人曰く

「埼玉の先生は自分の好きな曲を教えてくれなかった」

「千葉の先生は基礎の指導に見落としがあると思った。」

「東京の先生は若すぎて言ってることが怪しかった。」

「一緒にやってたメンバーが自分勝手すぎた。」

「今の先生は経験が足りないと思う。」

分かりますよね?全て人のせいにしてました。何も言うことはないでしょう。自分の努力への反省が一つもありません。

これでは何をやっても無理です。ギターに限らず

そのため、このお話を聞いた直後、3分間ご説明をして弊社関連施設への出入りを禁止させて頂き、本ブログへの掲載の許可を頂き、お礼としてお心付けをお渡しし、お引き取り頂きました。

まとめ

どうか若い皆さんはこの3つの勘違いをなさいませんように。

1.プロになるにはムチャクチャ時間がかかります

覚悟して下さい。

2.プロになるにはメチャクチャお金がかかります

覚悟して下さい。

3.プロになるためにはイヤになるような努力が必要です

人のせいにしないで下さい。

勘違いプロ志向が1人でも減ることを祈って。

津本幸司

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