デブってませんか?
身体のコトではありません。
人それぞれメタボリズムが違うのでそりゃ細い人も太い人もいるでしょう。
演奏のコトです。
なんのことか分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだらデブい演奏が何か分かりますよ。
デブい演奏の意味
人のスペースにずけずけと入り込んで来るギタリストの演奏です。
飛行機
ニューヨークからボストンまでアメリカの国内線はエコノミー・クラスも、ファースト・クラスもへったくれもありません。バスみたいなもんです。
巨大なおばちゃんが横に座ると、肘掛けを通り越して私の席まで肉がこぼれてきます。
小一時間の辛抱ですが、迷惑です。
これ演奏でやるギタリストが多いんです。
例えば
32小節のテーマをサックスが吹くとしましょう。
次の32小節がギターソロ、つまりアドリブ演奏だとします。
その次の32小節はピアノ・ソロとします。
この場合にデブい演奏をするギタリストは、サックスがまだテーマの最後の音を伸ばしてるのに、アドリブを喰って始めます。そして32小節ガチャガチャ弾いて、ピアノ・ソロが始まってやっと自分のソロが終わりだと考えます。
肉がこぼれ過ぎです。
お里が知れる
このような肉がこぼれるようなデブい演奏をするギタリストを見ると
「どこで勉強した人?先生はだれ?」
と、思います。
その為、私のISMギタリスト養成所の将来性のある門下生がある方が、このようなデブい演奏をすると私は思いっきり怒ります。(将来性のない方はそもそも門下になれません)
当然ですよね。恥ずかしいのは代表の私だけでなく、他の門下生を含むISMギタリスト養成所の関係者全員です。
解決策
人の演奏がきっちり終わって一連の拍手やお辞儀などが終わってから、ゆっくり自分のソロを弾き始めましょう。終わる時は早めに美しくまとめて自分の時間内に完結させてバトンタッチしましょう。次の方の「お肉をこちらにこぼしても良いですよ」くらいのスマートな気持ちでいると素敵です。
私は良くお客様に怒られます、
「津本さんソロ短いっすよ・・・もっと弾いて欲しいっす・・・」
丁寧に謝りますが、嬉しいです。
もし逆なら、耐えられません、
「津本さんソロ長過ぎ・・・」
これはショックです
まとめ
人のスペースにずけずけと入り込んで来るようなデブい演奏はやめましょう。
日本人ギタリストのマナー向上を願って。
津本幸司
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