ギタリストの夢
まず最初に夢を見ている音楽家の原石を応援します。現状がアルバイトでもサラリーマンでも、10代でも70代でも「必ず」音楽家になれます。そして大成功することを祈っています。
だからこそ、ちゃんと応援したいので聞いてください。
例① 希望にあふれるヒロミさん
ヒロミさんは、現在30歳でアルバイト中です。いつか運命的な業界人がスカウトに来て「メジャー・デビューしませんか?」と声を掛けてくれるはず。この夢は叶うと信じている。
例② 現実的なシゲルさん
シゲルさんは、40半ばのサラリーマンです。現実を見て今の自分ではまだまだだと日々練習にあけくれています。非現実的な夢を語ることはありません。
例③ 現状満足のヒカルさん
ヒカルさんは、現在25歳の自営業です。SNSやYouTubeでアップした自分の動画の再生回数をそのまま受け入れて、「自分の現状はこんなもんだ」と考えています。
例④ なるようにしかならないマサミさん
マサミさんは55歳の町工場経営者です。ずっとギターをやっていますが、「人生なるようにしかならない」と諦めています。
どれが絶望的?
さて、どれが絶望的なギタリストでしょうか?
正解は
四人全員が絶望的ギタリスト
なんです。
現実逃避をして妄想や空想で夢を見ているヒロミさんも、そのような夢の世界を否定して世間の言う常識に従って目的を捨てているシゲルさんも、世間の価値観で満足しているヒカルさんも、あきらめてしまっているマサミさんも全員が「絶望的ギタリスト」なのです。
私のセミナーでは「無限性の絶望」「可能性の絶望」「有限性の絶望」「必然性の絶望」の四種類で説明しますが、これは非常に難しい概念ですので、ここでは割愛します。
詳しく自分で勉強したい方は以下からどうぞ
私達の派閥というか、この後ニーチェやなんやかんや難しいいつもの話の大元みたいなものです。(ちらっ)
どうするか?
自らの可能性を最大限に引き出すのです。
これが私が全ての書籍で言ってることのダイジェストです。
一回限りの今の「生」をそのままドンと受け入れて、その現実をどのように変化させて行くかを模索し続けるのです。
初心者も
初心者もプロ志向も関係ありません。10代でも70代でも関係ありません。できるんですって。その証拠を目撃している人も多いでしょう。
あれ? 自分もまんまと洗脳されちゃったわ・・・
と、ふと気がついて、
よっしゃー!
とはならずに
ふ〜っ・・・よかったぁ・・・
という言葉をセミナー会場で聞いていると思います。
応援しています。頑張ってください。
津本幸司
もちろん、練習しなきゃダメですよ・・・それは私が体系化しましたのでこれを使っておけば大丈夫です。他のメソッドが正しいと思うならそっちでも大丈夫です。