1日のスケジュール
ちゃんと立てたつもりでも思うように進みませんよね。
何でなんだろう?不思議ですよね。
心配無用です。
この記事を読んだらスケジュールの正しい立て方が分かりますよ。
優先の仕方間違えてる
もちろん、学校の授業のように1時限目、2時限目、3時限目という感じで優先順位もなくやることを列挙しているだけではダメです。
恐らくこれは分かるでしょう。
練習1時間、ごはん1時間、プレステ1時間、勉強1時間・・・ではだめですものね。
しかし、優先順位の必要性が分かってる人でも間違ってスケジュールを立ててるんです。
私はカウンセリングで何人ものスケジュールを見てきましたが、最も多い気付いていない間違が「スケジュールに優先順位を付けている」ことです。
一見、「それでオーケーじゃないの?」と思っちゃいますよね。
なぜ間違いか
例えばギターの練習内容を考えるとしましょう。
- 12時:運指練習
- 13時:スケール
- 14時:アルペジオ
- 15時:リズムギター
- 16時:フレーズ暗記
- 17時:アドリブ練習
- 18時:理論学習
と、7項目を先にスケジュールに入れたとしましょう。
そして、その後で「アドリブが一番大事だな、いやその前に理論学習の方が大事か」などと考えます。
そしてなんだかんだ「いつもの波瀾万丈の一日」が過ぎたとしましょう。
「あーあ、一番大事な理論学習を今日もできなかった・・・」
となるんです。
耳が痛いでしょ?
解決策
「優先すべきことを先にスケジューリング」するんです。
つまりスケジュールが空白の状態の時に優先順位を付けてしまいます。
例えば上記の場合、理論学習、アドリブ練習、フレーズ練習、リズムギター、アルペジオ、スケール、運指練習の優先順位だとしましょう。
この優先順位でスケジュールに入れて行くんです。
ただし!
- 12時:理論学習
- 13時:アドリブ練習
- 14時:フレーズ暗記
- 15時:リズムギター
- 16時:アルペジオ
- 17時:スケール
- 18時:運指練習
と入れるのではありません!
これは先にスケジューリングしたのではなく、早い時間から順に並べただけです。
「優先すべきことを先にスケジューリング」するというのは、例えば14時から16時までは自分が最も集中できる時間だとしたらその時間に最も優先すべきことを入れるんです。
そして、17時になったらいつも集中力が切れたり、おなかすいたり、だらだらしがちだなぁと思ったら、その時間には優先順位の低いものを入れるんです。
この方法で「最も優先すべきことが今日もできなかった・・・」という症状を避けることができます。
まとめ
前提としてスケジュールには優先順位がある。「スケジュールに優先順位を付ける」のではなく「優先すべきことを先にスケジューリング」する。
効率の良い音楽家が増えることを願っています。
津本幸司
何をスケジューリングするかって悩みますよね。もちろん全て私がご用意しておきました。トータル・ギター・メソッド