ギタースケールについて(初心者用)
スケールってそもそも何?
心配無用です。
この記事を読んだらスケールが何か分かりますよ。
結論
スケールとはドレミファソラシドのことです。
まずはこの知識だけで十分です。
ちょっとステップアップ
いろんなスケールがあるんです。例えば、ドレミファソラシドのミだけを♭にしたり、シだけを♭にしたり、ファだけを♯にしたり・・・こんなスケール全部に名前が付いてるんです。
もう少しステップアップ
ドレミファソラシド7音で構成されています(最初の最後のドが重複してるから)が、ファとシを弾かない5音だけのスケールや、8音のスケール、さらには全部弾いちゃう12音のスケールもあるんです。もちろん全部に名前が付いています。
なんでスケールを知る必要がある?
まず、ギター演奏の醍醐味は伴奏に合わせてアドリブをすることです。「コードに合わせてどんなスケールを弾くか」という学習をするために必要なんです。例えば上級者になるとこんな会話になります。
A君:「この曲のD♭7の時って何スケールを弾くのが良いかな?」
B君:「ミクソリディアンで良いんじゃない?」
C君:「その次のコードがCMaj7なんだからリディアン・フラット・セヴンじゃない?」
上記のミクソリディアンとかリディアン・フラット・セヴンなどがスケールの名前なんです。
全部覚える必要ある?
全部覚える必要はありません。ご自分のレベルに合うスケールから「順序よく」覚えて下さい。
スケールを覚える順番は?
- メジャー・スケールのポジション
- メジャー・スケールのスリー・ノート・パー・ストリング
- クロマチック・スケール
- ペンタトニック・スケール
- ブルース・スケール
- ハーモニック・マイナーのポジション
- ハーモニック・マイナーのスリー・ノート・パー・ストリング
- メロディック・マイナーのポジション
- メロディック・マイナーのスリー・ノート・パー・ストリング
- シンメトリック・スケール
以上。これだけで十分でしょう。
(これはトータル・ギター・メソッドのスケール編の目次です)
あれ?さっきのミクソリディアンとかリディアン・フラット・セヴンとかがないけど?
「異名同スケール」なるもの、つまり同じ構成音なのに異なる名前が付いたスケールがやたら多いんです。これはメチャクチャ混乱します。なのでスケール練習としてではなく「音楽理論」の学習として別途行うことをオススメします。(トータル・ギター・メソッドではスケールの練習に沿った理論学習ができるようにプログラムされています)
まとめ
スケール練習の予備知識はゲットできましたか?上記メジャー・スケールくらいならネットで検索すればたくさん出てきますので、とっかかりとして1つでもいいので弾いてみて下さい。ただ、間違った情報にはくれぐれも注意してください。ネット記事は何大学出身の誰が何の目的で書いた記事かを確認して下さい。ネット記事は8割が間違った情報です。
初心者ギタリストを応援しています。
津本幸司