ギタリストの音楽理論
音楽理論って難しいですよね。しかもたくさんあって、どれから手をつけていいか分からないし、どの程度解釈できればオーケーかも分からないし、どこまで実践できたらいいのかも分からない・・・お気持ち分かります。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギタリストのマスト音楽理論7選が分かり、どこまで理解できて、どこまで実践できればいいかが分かりますよ。
その2はモード
その2は「モード」です。これはドレミファソラシドの開始する音が変わったスケールに名前を付けたものです。以下の一覧を覚えて下さい。
ドレミファソラシド:アイオニアン
レミファソラシドレ:ドリアン
ミファソラシドレミ:フリジアン
ファソラシドレミファ:リディアン
ソラシドレミファソ:ミクソリディアン
ラシドレミファソラ:エオリアン
シドレミファソラシ:ロクリアン
以上です。この名前だけを覚えればオーケーです。歴史や「なぜ?」などは考えなくて大丈夫です。
どこまで理解できればいいか
どこまで理解できればいいか。まず、メジャー・モードとマイナー・モードがあることを覚えましょう。アイオニアン、リディアン、ミクソリディアンがメジャー・モード。ドリアン、フリジアン、エオリアンがマイナー・モードです。ロクリアンが特殊なモードと覚えるといいでしょう。
次にメジャー・モードはアイオニアンを基準として何が異なるか、マイナー・モードはエオリアンを基準として何が異なるかを考えましょう。リディアンは4番目が半音高く、ミクソリディアンは7番目が半音低く、ドリアンは6番目が半音高く、フリジアンは2番目が半音低くなっています。これを特性音と呼びます。ここまで理解できればオーケーです。
どこまで実践できればいいか
どこまで実践できればいいか。ギターでどの音からどのモードでも弾けるようになり、モードの中心音が何か、そのモードが何メジャー・スケールと同じ構成音か、特性音が何かが分かりながら弾けるようになればオーケーです。(これ半年くらいかかるかも知れませんよ)
まとめ
このモードについてはトータル・ギター・メソッド本編の理論編に詳しく紹介しています。理論編は音楽理論の項目を100個に細分化して学習しやすくプログラムしていますので是非ご利用ください。
津本幸司
あ、分からないことがあれば「すぐ質問」ですよ!これを「すぐ検索」ってしちゃうから音楽理論が分からなくなるわけですからね!情報洪水に溺れていることに気付いて下さいね。情報の海を泳いでるんじゃないですよ!だからトータル・ギター・メソッドを作ったわけです。ご利用するかしないかはあなた次第。