マイナー・スケール
マイナー・スケールって聞いたことありますよね。なんか暗〜い雰囲気のスケールです。このマイナー・スケールって3種類あるんです。よく分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギターのマイナー・スケール3種類が分かりますよ。
その①ナチュラル・マイナー・スケール
一つ目はAナチュラル・マイナー・スケールです。Cメジャー・スケールを6番目のA音から弾いただけの「自然」なマイナー・スケールです。なので、その名も「ナチュラル・マイナー・スケール」なんだと覚えればいいでしょう。
その②ハーモニック・マイナー・スケール
二番目はAハーモニック・マイナー・スケールです。Aナチュラル・マイナー・スケールの7番目の音(G音)を半音上げたスケールです。ちょっとエスニックな感じもしますね。ギターで弾くと所々届きにくい場所があるので注意して下さい・・・てか、頑張って下さいw。
その③メロディック・マイナー・スケール
三番目はAメロディック・マイナー・スケールです。Aハーモニック・マイナー・スケールの6番目の音(F音)を半音上げたスケールです。なんとなぁ〜くスムーズに上昇する感じだとは思いませんか?メロディアスに、メロディックになる・・・って感じなので「メロディック・マイナー・スケール」なんだと覚えるといいでしょう。
まとめ
Cメジャー・スケールをAから弾いたら自然な「Aナチュラル・マイナー・スケール」、7番目の音を半音上げたら「Aハーモニック・マイナー・スケール」、6番目の音も半音上げたら「Aメロディック・マイナー・スケール」です。
これで十分なマイナー・スケールの知識ですよ!
初心者の方を応援していますので質問ありましたらいつでもトータル・ギター・メソッドからお待ちしています!
で、上記のスケールはトータル・ギター・メソッド【スケール編】のS2.3、S7.3、S9.3なんです。分かります?この番号が飛び飛びでしょ?それだけ押さえ方に種類があるってことなんです。それを覚える順序を間違うと迷宮入りです・・・これが独学でスケールを練習した人が「ギター歴が長いのにいまいちスケールが身に付いてない理由」なんです。是非正しい順序で学習して下さい。
津本幸司