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ギタリストは反復するから下手になる?!どういうこと?

反復練習のメリット

津本幸司 反復練習

津本幸司 反復練習

最初に何かを練習する時、これは楽器演奏でも、歌唱でも、運動でも全く同じですが、慎重に動きを確認します。そして、その後動きが慣れてきます。そうすると、何も考えずに出来るようになります。

だから反復練習が大切といわれるのです。

反復練習のデメリット

関節の摩耗、筋肉の衰え、その日の体調などで、少しずつ狂ってきます。その狂った状態にも慣れてしまい、何も考えずに狂った状態が定着してしまうのです。これが反復練習のデメリットです。

このデメリットに気付かずに「自分が反復練習のメリットだけの恩恵を受けている」と感じているのが99%のアマチュア・ギタリストです。

デメリット解消法

反復練習のデメリット解消法は、動き「初めて」と「予測不可能」を取り入れることです。

私がトライアスロンのコーチから教わっていたのは、あらゆる波、あらゆる水温、あらゆるバトル(水泳は殴り合いです)の中で自分のフォームを維持することを練習しろと言われました。ランニングではあらゆるロード・コンディション、坂道、気温、湿度、混雑具合、そして体調や怪我をリカバーしながら走るように言われました。特に自転車では一歩間違うと死ぬので常に、横断車両がある、後続車両がある、スリップの危険性がある、ビール瓶のかけらが落ちていると想定して低速で練習させられました。

脳が「一歩間違えたら死ぬ」と考えながら「今」に対応する信号を送るようになるんです。そして、「いつも通り」の型に戻せるようになります。

これを楽器演奏でやります。

単にペンタトニック・スケールを往復するだけでも、ステージを横切りながら弾いたり、後ろのドラマーを振り向きながら弾いたり、歌いながら弾いたり、ワウペダルを踏みながら弾いたり、座りながら弾いたり、エフェクターのツマミを操作しながら弾いたりします。

これによってどんな「初めて」の環境でも、どんなに「予測不可能」な自体が起こっても、脳が「いつもの状態に戻す」ような指令を送ってくれます。

室伏広治

むかし、オリンピックのハンマー投げの選手で室伏広治という人がいました。この人も単なる筋トレではなくて、重りをぶらんぶらんとぶら下げながら予測不可能な動きを取り入れて練習していました。どの世界も同じなんだなぁ・・・と思ったというより、この人の方が金メダリストなので先というか本物ですね。

(この人・・・私と同い年・・・足下にも及ばない自分は50年間何をやってんたんだろう。。。情けない)

まとめ

自分が反復練習のデメリットの犠牲になってないか確認してください。

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