筆者はPro Tools派です

筆者自身はPro Toolsを使います。長く業務で使われてきた安心感がありますし、編集の考え方も身体に入っています。ですが、「できるだけ安く、それでも本格的にDTMを始めたい」という人に、最初の一本として同じ物を勧めるかと言うと、答えは別です。最初から高額な環境に入る前に、録音、打ち込み、編集、ミックスまでを一通り自分で回せることの方が重要だからです。
安いだけで終わらないのが良いです
今回オススメするFender Studio Pro 8は、税込29,800円で、PreSonusの受賞歴あるStudio One系プラットフォームを土台にしつつ、Fenderのアンプやエフェクトを統合したDAWです。39種類のギターアンプ、18以上のベースアンプ、125種類のエフェクトペダル、9種類のバーチャルインストゥルメントなどが用意されています。価格だけ見る製品ではなく、「最初から作れる状態に入れるか」で見るべき製品です。
ギタリストには特に話が早いです
安いDAWを買って、結局アンプシミュレーターやエフェクトを後から足して行くと、すぐに出費が増えます。その点、これは最初からギターを中心に考えやすい構成です。ギターを挿して録る。ベースを足す。ドラムや鍵盤を打ち込む。歌を重ねる。そこからミックスまで進めます。ギタリストがDTMで止まりやすいのは、音楽理論ではなく、最初の一歩の画面構成と作業動線が複雑すぎるからです。この製品はわかりやすいです。
本格的に始める人に必要なのは継続です
本格的に始めると言うと、いきなり高い機材一式を想像する人がいます。でも、実際に差を作るのは毎週何曲分の素材を録るか、何回書き出すか、何回直すかです。つまり継続回数です。高い環境を買って満足する人より、買ったその日に1曲のデモを完成させる人の方が先に進みます。そう考えると、3万円以下でこの内容は最強です。まずはこの一本で、録音から完成までを10回、20回と回す方がいいと思います。
最初の一本として十分です
Pro Tools派の筆者が、あえて安く始める人に勧める理由は単純です。安いのに、遊び用で終わらないからです。練習記録ではなく、作品制作に入れます。ギタリストが自宅で曲を作り、録り、直し、完成まで持って行く。その入口として、かなり現実的です。DTMを本気で始めたいなら、これは「安いから買う物」ではありません。「始めて、続けて、形にするために買う物」です。
老後ギタリストを応援しています。
津本幸司
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