ベースは5弦

ギタリストの皆さん、アレンジ用のベースを持っていますか。もし持っていないなら、もうその時点で音楽制作を半分だけでやっています。ギターを何本も持っているのに、ベースを一本も持っていない。これは順番が違います。しかも、持つなら4弦ではなく5弦です。理由は簡単です。低いB音まで使えるからです。
低いB音
現代のアレンジで低域を無視するギタリストは、上物だけで音楽を作っているのと同じです。コード、メロディ、リフ、ソロばかり考えて、土台になる低音を他人任せにする。これでは作曲も編曲も録音も中途半端になります。5弦ベースがあると、Eより下のB、C、C#、D、D#を実音で扱えます。これがあるだけで、曲の重心を自分で決められます。低域の基音をどこに置くかで、アレンジ全体の印象は変わります。
ヤマハでいい
そこでオススメするのが、ヤマハのTRBX605FM NSです。5弦エレキベースで、アルダーとフレイムメイプルのボディ、メイプル+マホガニー5ピースネック、ローズウッド指板24フレット、アルニコVピックアップ2基、3バンドEQ、アクティブ・パッシブ切替まで付いています。ギタリストがアレンジ用に持つ一本として、これ以上あれこれ悩む必要はありません。ヤマハです。製品ムラの少なさ、実用性、価格の現実性を考えたら、ここで迷う方が時間の損です。
安い
税込73,700円です。ギタリストは平気で歪みペダルに数万円、ディレイに数万円、ブースターに数万円払います。それでいて、音楽全体の低域を決めるベースを持っていない。おかしいと思わないでしょうか。ペダルを一つ二つ買う前に、5弦ベースを一本買うべきです。これは贅沢品ではありません。アレンジの確認機材です。作曲の確認機材です。録音の確認機材です。
ギタリスト用
ベーシストになる必要はありません。速弾きする必要もありません。スラップを見せびらかす必要もありません。ギタリストが必要なのは、ルート、5度、オクターブ、経過音、低いB音周辺の使い方を確認できる環境です。打ち込みで済ませる人もいますが、実際にベースを持って弦を押さえると、無理な運指、不要な音域、ギター的すぎるベースラインがすぐ分かります。これはMIDI画面だけでは確認できません。
買うべき
日本人ギタリストは、ギターの話になると細かいことを語ります。しかし、自分の曲の低域について訊かれると急に黙ります。これが問題です。低域を他人に任せたまま、アレンジが上手くなりたいと言ってはいけません。5弦ベースを一本持ってください。ヤマハのTRBX605FM NSで十分です。十分どころか、アレンジ用としてはかなり現実的な正解です。持っていない人は、次の機材を買う前にこれを買ってください。ギタリストが音楽全体を作るなら、5弦ベースは必需品です。
津本幸司
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