半年の結論

ヘリテージオーディオのBABY RAMを半年使いました。結論を言います。録音するギタリストは、モニター・コントローラーを軽く見てはいけません。インターフェースの出力をそのままスピーカーにつなぐ。パソコン側の音量で何となく調整する。これでは、昨日と今日で再生条件が変わります。条件が変われば、録音内容を同じ基準で確認できません。
切替が明確
まず良いのは、アナログ2系統の切替です。安い機材では、入力を切り替えた時に、反対側の信号がチョロッと聞こえることがあります。小さい漏れでも録音中は邪魔です。確認中も邪魔です。BABY RAMではそれがありません。Aを選べばA、Bを選べばBです。余計な信号が混じる機材を、モニター確認に使ってはいけません。
位置を覚えられる
次にディスクリートです。連続可変ノブは、昨日の位置に戻したつもりでも完全には一致しません。録音を翌日に再開した時、音量が少し違うだけで、確認内容が変わります。BABY RAMは段階式なので、位置を覚えられます。昨日はこの位置、今日は同じ位置。この再現性があるだけで、録音作業の無駄が減ります。必要なのは、同じ条件を再現できることです。
事故を防げる
机の上の機材には、手やケーブルが当たります。連続可変の大きなノブだと、少し触れただけで音量が変わることがあります。これが録音中に起こると最悪です。BABY RAMはディスクリートなので、仮に回してしまっても目盛りで元に戻せます。「だいたいこの辺」ではありません。「この位置」です。この差を軽く見る人は、録音環境を甘く考えています。
ディマー
緊急時のディマーも使えます。急用で再生音を一瞬下げたい。そういう時に、手元のボタンを即座に押せます。マウスで音量を探すなど論外です。録音中に画面上の音量表示を探している時点で、段取りが悪いのです。手元で下げる。すぐ戻す。これで作業を中断せずに済みます。
ギタリスト用
「自分はエンジニアではないから不要」と考えるギタリストがいます。逆です。ギタリストこそ必要です。自分の録音を確認する。動画の音量を確認する。練習音源を再生する。アンプ・シミュレーターの出力を確認する。そのすべてで、再生音量が毎回変わると、演奏内容を同じ条件で確認できません。
買う理由
BABY RAMを半年使って分かったのは、こういう機材を持っている人と持っていない人では、録音環境の再現性が違うということです。入力切替で漏れない。音量位置を覚えられる。翌日も同じ条件で再開できる。手が当たっても大きな音量変化を防げる。ディマーを即座に押せる。
ギター、アンプ、エフェクターに何十万円も使って、最後のモニター確認を雑にしているなら、順番を間違えています。半年使った私、津本幸司は、BABY RAMをオススメします。
(だって分かる? 本当の津本幸司より)
北陸行きます・・・詳しくは公式LINEにて
津本幸司
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