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ギターのスケールの練習方法

ギターのスケールの練習方法

ギターのスケール練習方法はたくさん出回ってるけど、結局分かりませんよね。

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心配無用です。

この記事を読んだらスケールの練習方法が分かりますよ。

混乱する原因

なぜ、どれから手を付けて良いか分からず、混乱するのでしょうか。その理由は、情報の多さにあります。インターネットが混乱させているんです。膨大に膨れたインターネット上のスケール情報を抜粋してくれる人がいなくなっていることです。

私がギターを始めた30年前、アメリカで信用できる教則本は2冊程でした。そのうちの一つが、私の大学の教科書であったモダン・メソッド・フォー・ギターです。後にも先にもこれ以上の本はないでしょう。ここに5つのスケール・ポジションが掲載されており、それをマスターしてるかしていないかが最初の関門でした。迷わず必死で練習することができました。当時も今と変わらず無数のスケールが存在していたことは事実です。つまり情報を抜粋してくれていたわけです。

解決策

解決策は2つです。

  1. 自分に適切なスケールを信頼できる人に抜粋してもらう
  2. 自分で抜粋する

やってはいけないのが、インターネット上で抜粋している情報を探そうとすること

そもそもインターネットが情報を混乱させているのに、その中に解決策を探そうとするのは矛盾しますよね。

私もこのブログで、お会いしたことのない方に対して、このスケールがあなたに適切ですと言うことはできません。

信頼できる人や先生がいるなら

素直に「今どんなスケールを練習したらいいんでしょうか?」と聞いて抜粋してもらって下さい。スケールをマスターしたら「このスケールをどうやって使うんでしょうか?」と聞いて下さい。

自分で抜粋するなら

以下の10項目の必須スケールはマスターすべき順番に並んでいますので、自分が今どこにいるかを確認して下さい。(トータル・ギター・メソッドのスケール編の目次です)

  1. メジャー・スケールのポジション
  2. メジャー・スケールのスリー・ノート・パー・ストリング
  3. クロマチック・スケール
  4. ペンタトニック・スケール
  5. ブルース・スケール
  6. ハーモニック・マイナーのポジション
  7. ハーモニック・マイナーのスリー・ノート・パー・ストリング
  8. メロディック・マイナーのポジション
  9. メロディック・マイナーのスリー・ノート・パー・ストリング
  10. シンメトリック・スケール

そしてアドリブで実践して下さい。

まとめ

スケールの練習方法は信頼できる先生に必要なスケールを抜粋してもらうか、10項目の必須スケールを順に練習してから、実践すると良いでしょう。

詳しくはトータル・ギター・メソッドにて

津本幸司

ギタリストで成功するためにアメリカに行く?

留学するべき?

「ギタリストで成功するためには本場のアメリカで勉強するべきでしょうか?」という質問を頂きました。

音楽留学ってかっこいいですよね。でもお金もかかるし、英語もしゃべれないし、やっていけるかどうか分からない。でも、活躍している人を見たら海外に行ってた人が多いような気がする・・・どうしよう・・・

さて、ギタリストにとって音楽留学って必要なんでしょうか?

(トータル・ギター・メソッドお客様の声)

(トータル・ギター・メソッドの評判)

心配無用です。

この記事を読んだらギタリストの自分にとって海外留学が必要かどうかが分かりますよ。

まず考え方が間違っています

そもそも「ギタリストで成功するためには本場のアメリカで勉強するべきでしょうか?」と聞くこと自体間違っています。

この質問者さんの頭の中では、因果と相関がめちゃくちゃです。そしてそのデータの標本数が少なすぎることに気付いていません。

統計学的な難しい話ではありません

この質問者さんの考えを大げさに例えると、

成功しているギタリストがこぞってラーメンを食べているのを知ったら

「ギタリストで成功するためにはラーメンを食べるべきでしょうか?」

と、聞いていることになります。

因果とは原因があって結果があることです。相関とは関係があることです。

ラーメンを食べる = ギタリストで成功できる

でないことは分かると思います。食べるべきだ思う人は、相関(ラーメンを食べているギタリストが多い事実を示すデータ)をみて因果関係(ギタリストで成功したという結果)が引き起こされてると勘違いしているわけです。

でも

アメリカ留学をする = ギタリストで成功できる

になると「信じたく」なるんです。相関(海外留学しているギタリストが多い事実を示すデータ)を見て、因果関係(ギタリストで成功したという結果)が引き起こされてると勘違いしているだけなのに。

留学して成功する人

留学して成功する人は留学なんてしなくても成功します。成功しない人は留学しても成功しません。留学が成功の原因になることはないと考えて下さい。もし、留学が成功の原因になるのであれば、学習や練習そっちのけでバイトして留学の費用を稼いだ方が成功する確率が上がることになります。そんな馬鹿げたことありませんよね。

私が行ったバークリー音楽大学では1994年当時、日本人が300人いました。99%の人が日本人同士でつるんでいました。当時の同期のほとんどが文化的な刺激も受けずただ卒業して日本に帰国して細々と暮らしています。

1996年当時、日本人ギタリストでニューヨークを含む東海岸で新聞や雑誌の相手にされていたのはトモ藤田さんと私だけでした。日本人とつるむことなく、練習室にこもって必死で練習し勉強していました。

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(1994年当時)

バークリー音楽大学はその後もたくさんの素晴らしいギタリストを輩出していいますが、彼らはみんな同じ事をいいます。

「バークリーで素晴らしい先生や仲間と出会い環境に恵まれた」

しかし、続けてみんな同じ事を言います

別にバークリーに行かなくても今の自分になっていた

と、同期であるジョン・メイヤーも、先輩であるドリームシアターというバンドのジョン・ペトルーシも言っています。学校は違いますが、私と親しいポール・ギルバートもそう言います。

日本人でアメリカの音楽大学を卒業してプロで活躍している方々も皆「必死で練習」したんです。それだけです。

お金がないのに無理して留学する必要はありません。

まとめ

アメリカに行くから成功するのではありません。留学して成功する人は留学なんてしなくても成功します。成功しない人は留学しても成功しません。「必死で練習」する以外の方法はないんです。

頑張って下さい。応援しています。

津本幸司

私がバークリーと藝大で培った全てをメソッド化しましたトータル・ギター・メソッド

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トータル・ギター・メソッドの始め方

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スリムバーン

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ギターで良いフレーズ思い付く方法

ギターで良いフレーズ思い付く方法

なかなか思いつきませんよね。これは初心者のみならず上級者でも同じ悩みがあるでしょう。フレーズ集を読んでもイマイチ自分に合わないような気がするし・・・分かります。

(トータル・ギター・メソッドの評判)

心配無用です。

この記事を読んだら、どうやってフレーズを構築していくかが分かりますよ。

勘違い

まずほとんどのギタリストが大きな勘違いをしています。
たまたま気に入ったフレーズを弾いたときに

「良いフレーズを思いついた!」

と、考えることです。あたかも、天から降りてきたかのように。

しかし、これは右脳で「思いついた」のではなく「思い出した」だけなのです。

弾いたことがないフレーズだから、思い出したことにはならないのでは・・・と思いがちです。

確かに弾いたことはないかもしれませんが、どこかで聞いたことのあるフレーズを何かしらの偶然が重なり弾いたときに

「おお!俺ってすげ~!」

と、思ってしまうんです。少し「おめでたい方」です。 

そもそも

そもそもなぜ良いフレーズだと思うのでしょうか。

それは一度どこかで聞いたことがあるからです。
知ってるから良いと感じられるのです。

これが認知と嗜好の関係です。

ヒット曲が似たような曲ばかりになるのもこれが原因です。

子供が救急車を見つけて「あ~!きゅ~きゅ~しゃ~!」と喜ぶのも、その子供が救急車の存在を知ってるからです。

ギター音楽は今の時代は不自由なく探せます。そんな中、世界中の誰もが弾いたことがないフレーズで、自分の好みに合う12音の組み合わせが、今のあなたの技術で生み出せるでしょうか。

自分でフレーズを思いつくなんてできないんです。

解決策

自分でフレーズを思いつくことができないなら、どうすればいいのでしょうか。
「構築」するんです。

好きを分析

自分が好きなギタリストのフレーズ、過去に弾いたことのあるフレーズを徹底的に分析して下さい。そして自分の嗜好を固めて下さい。例えば、

  • 自分はアルペジオがたくさん入っているフレーズが好きなんだなぁ。
  • 自分がハーモニック・マイナー・スケールで細かい音を弾くフレーズが好きなんだぁ。
  • 自分はブルースっぽいフレーズが好きなんだなぁ。
  • ペンタトニック・スケールを中心に成り立ってるフレーズが好きなんだぁ。

嫌いを分析

そして自分があまり好きでないフレーズも分析して下さい。

  • 自分はクロマチック・スケールで繋げてるのはわけわかんないから嫌いなんだぁ。
  • 自分はフュージョンっぽいのは嫌いなんだぁ。
  • 自分はインターヴァルが広いフレーズは弾きにくいし嫌いなんだぁ。
  • 自分はメジャー・コードの上にマイナー・ペンタトニック・スケールで弾くのが嫌いなんだぁ。

組み合わせる

上記の好き同士、嫌い同士、好きと嫌いの組み合わせなどを検証して下さい。

もしかしたら、偶然「お!こういうのもアリかも!」というフレーズが出来上がるかもしれません。このような偶然の発見を「セレンディピティ」と言います。

これらの作業は論理的に考える「左脳」の労働です。

まとめ

  • 右脳を使ってフレーズを思いつくことは希。
  • 左脳を使って既存のフレーズの嗜好を固めて行く。
  • 様々な組み合わせでフレーズを構築しましょう。

津本幸司

セレンディピティを自動的に起こす方法トータル・ギター・メソッド

(トータル・ギター・メソッドお客様の声)

ギターの練習時間の管理術

練習時間ないですよね

お仕事や学校でギターの練習時間の確保が難しいですよね。

昨日、社会人2年目の24歳の女性が相談に来ました。

「残業ばかりで1日1時間しかギターが弾けないんです。土日は5時間ずつでも取れますが、平日のストレスと疲れで効率良く練習できなくて・・・」

大変ですよね。でも、そんなお忙しい中もギターの練習を続けようとしているお姿に感激しました。

心配無用です。

この記事を読んだらこんなお忙しい方でも効率良く練習できる、ギターの練習時間の管理術が身に付きますよ

解決策

オススメの方法は、練習時間のポートフォリオを作成することです。

「ポートフォリオ」って言葉が難しいですよね。

一度「ポートフォリオ」と検索してみて下さい、余計わけわかんなくなります・・・

でも、画像検索で「ポートフォリオ 金融」と打ってみて下さい。

今度はたくさん円グラフがでてきますね。

これは金融商品を分散投資する割合を決める円グラフです。円全体が自分の持ってる「お金」です。それの何%を債券や株に回すか・・・的な話です。そして専門家が見てあの割合がこの時期多すぎる、少なすぎると調整するわけです。ちなみにこれを「リバランス」と言い、億単位の資産を持っている人は必ずやらされています。

 

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(2018年現在)

 

この「お金」を自分の「練習時間」に置き換えるんです。

これが私のISMギタリスト養成所で提案している練習時間のポートフォリオです。

私は毎年100名以上のギタリストの練習ポートフォリオを作っています。

作り方

1.まず自分の練習時間を書き出します。例えば

  • 月:1時間
  • 火:30分
  • 水:2時間
  • 木:30分
  • 金:なし
  • 土:3時間
  • 日:3時間

2.次に練習するべきことを別の紙に書き出します。例えば

  • スケール
  • アルペジオ
  • カッティング
  • 運指練習
  • フレーズ練習
  • バンドの曲練習

実際には膨大な量になりますが、ここでは説明のために6個だけにしました。

3.次に優先順位とパーセンテージを決めます。例えば

  • 優先順位1:バンドの曲練習20%
  • 優先順位2:フレーズ練習30%
  • 優先順位3:スケール20%
  • 優先順位4:カッティング10%
  • 優先順位5:アルペジオ10%
  • 優先順位6:運指練習10%

少し雑ですがこれで円グラフが埋まるでしょう。

これであなたの一週間の練習プランの完成です。何時間何を練習するかが明確になっています。

注意!

これを順番にやるのではありません。

やりがちな間違いとして土曜日には20%を占めるバンド練習、日曜日は30%を占めるフレーズの練習、月曜日は時間が30分しかとれないから10%だけの運指練習だけをやろう・・・とやってしまうことです。

そうではなくて、この円グラフのパーセンテージだけを見ながら「毎日」やるんです。

上記の方の土曜日には3時間、つまり180分の練習時間が取れます。優先順位を崩さずに

  • 優先順位1:バンドの曲練習20%の36分
  • 優先順位2:フレーズ練習30%の54分
  • 優先順位3:スケール20%の36分
  • 優先順位4:カッティング10%の18分
  • 優先順位5:アルペジオ10%の18分
  • 優先順位6:運指練習10%の18分

30分しかギターの練習ができない日なら

  • 優先順位1:バンドの曲練習20%の6分
  • 優先順位2:フレーズ練習30%の9分
  • 優先順位3:スケール20%の6分
  • 優先順位4:カッティング10%の3分
  • 優先順位5:アルペジオ10%の3分
  • 優先順位6:運指練習10%の3分

になります。

これを続けることで「最近この練習やれてないなぁ」という事態を避けることができます。

まとめ

  • 練習時間を書き出す
  • 練習項目を書き出す
  • 優先順位とパーセンテージを書き出す
  • 毎日繰り返す

自分のポートフォリオを作ってみて下さい。

このポートフォリオを作るための素材、つまりどんな練習項目が必要なのかを知ることをは至難の業です。そのため、私が、独学ギタリストのあなたのために、それらを「全て!」まとめておきましたので是非参考にしてくださいトータル・ギター・メソッド

津本幸司

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ハーモニック・マイナーは速弾き用のスケール?

「ハーモニック・マイナーは速弾きのスケールですか?」とご質問頂きました。

80年代の若者

80年代はハーモニック・マイナー・スケールと聞くと速弾きを想像しました。リッチー・ブラックモアやイングウェイ・マルムスティーンが使っているのが「ハーモニック・マイナー・スケール」だと知った若いギタリスト達がこぞってハーモニック・マイナー・スケールをゲーム感覚で速さを競ってました。音楽でもなんでもありませんでした。

当時の若者は今・・・

驚いたことに、音楽学校やギター教室の先生になっています。おじいちゃんになっちゃって、下っ腹は出ちゃって、

「ハーモニック・マイナーは速弾き用のスケール」

と、教えているようです。

ホントでしょうか?

心配無用です。

この記事を読んだらハーモニック・マイナーの本当の意味が分かりますよ。

結論

「ハーモニック・マイナーは速弾き用のスケール」ではありません。

歴史

リッチー・ブラックモアをはじめとするロック・ギタリストがクラシック音楽を真似して「それっぽく」聞こえるように工夫しただけです。あのギタリスト達が思うクラシック音楽であり、実際のクラシック音楽とは関係ありそうで無関係です。もちろん「ハーモニック・マイナー・スケールはクラシック音楽のスケール」というのも間違った考え方です。その後にブラックモアをマネしたイングウェイが超高速でそのスケールを弾き始めました。バロックがすべて、バッハ命と言いながらオーケストラと共に演奏する速弾きギタリストです。音楽学的にはメチャクチャです。ロマン派のソロ・コンチェルトの形で、楽器編成もロマン派後期で、さらに「組曲」と名付けています。組曲とは本来アルマンド・クーラント・サラバンド・ジーグからなる舞曲のことをいいます。さらに、オーケストラ用のソナタをシンフォニーと呼び、楽章構造にも細かい決まりがありますが、このギタリストは伴奏にオーケストラがいたら「シンフォニー!」と呼んでます。恥ずかしい・・・

勘違いしないで下さい

イングウェイが悪いことをやっているわけではありません。あの独自の世界観は素晴らしいです。

ただ!「ハーモニック・マイナー・スケール=あの世界観」と考えている日本人ギタリストがとても多いのが問題です。

ハーモニック・マイナーとは

ハーモニック・マイナーとはナチュラル・マイナー(ラシドレミファソラ)の7番目の音を半音上げたスケールです。ソに♯がついて「ラシドレミファソ#ラ」です。

ロックやジャズはもちろん、ポピュラー、演歌、クラシック、ボサノバ、ディズニー音楽や童謡に至るまで、どのスタイルの音楽にも必須のスケールです。速弾きのスケールではありません。

まとめ

ハーモニック・マイナー・スケールは速弾き用のスケールではありません。

あらゆるスタイルの音楽に必須のスケールです。

初心者の方が正しいスケールの知識を持つことを願っています。

津本幸司

ハーモニック・マイナー3選はこちら

脱初心者!ハーモニック・マイナー3選! - ギタリストの悩み解決

本当のスケールの知識を身につけたいかたはこちら

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ギター 毎日やったら良い練習ありますか?

「ギターで『毎日』やったら良い練習はありますか?」

と、ツイッターで聞かれました。

「人によってやったら良い練習が異なるので一般論としてはお答えしかねます」

とお茶を濁しました。

あなたは何を『毎日』練習すればいいのでしょうか。そもそも毎日同じ事を練習するべきなのでしょうか?

心配無用です。

この記事を読んだらどうしてそんなことを知りたくなるか分かりますよ。

そもそも

そもそも、どうして「毎日やったらいい練習」を知りたがるのでしょうか?

これは「脳」が「楽」をしようとしているんです。

「毎日これさえやっておけば安心」と思いたいんです。

通勤、通学でいつもと同じ道を通って、同じコンビニで買い物をして、同じ仲間と同じように過ごして、同じように帰宅する・・・

「こんな生活は楽でもなんでもない!」と思うかもしれません。

でも、楽じゃないのは肉体であり、「脳」にとっては「楽」なんです。

楽器の練習は

ギターの練習において、あれもこれもやらなきゃいけないと思ってしまうとパニックになってしまいます。

「昨日と同じこの練習をしていれば安全で楽!」

これを、「脳」のためになんとかして探そうとします。

当然見つかりません。だから人に質問してしまうんです。

「毎日やったら良い練習ありますか?」

欲しい答え

欲しい答えは以下です。

「これとこれさえ毎日やれば大丈夫だよ!」

これを言ってくれれば安心ですよね。しかし、そんなものはありません。もしやってしまうと、脳が楽を覚えてしまい新しい情報を遮断してしまうからです。膨大な量の練習項目があり大変なのは分かります。だからこそ、毎日「違う」練習をしながら、「脳」に新しい刺激を入れまくる方が上達します。

世間には

これさえやっておけば大丈夫!2週間でギターをマスター!などと謳う教則本やサイトがあります。当然、誰も信じてません。でも、

売れるんです。

それほど「脳」は単純なんです。 

まとめ

毎日同じことを練習したくなるのは「脳」が楽をしたいから。

同じ練習ばかりしていると「脳」が怠けてしまいます。

毎日違う練習をして脳を活性化させましょう。

そうすると早く上達しますよ。

津本幸司

20年の教則本執筆の集大成が完成しましたトータル・ギター・メソッド

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ギターのスケール練習の方法

いっぱいありすぎるスケール

ギターのスケールってどうやって練習するんだろう。
アドリブで実践なんてハードル高すぎ・・・
いつも同じポジションでしか弾けない・・・

こんな悩みありますよね。

(トータル・ギター・メソッドお客様の声)

(トータル・ギター・メソッドの評判)

心配無用です。

この記事を読んだらどうやって練習するかが分かりますよ。

解決策

「スケールはポジションの最も高い音から下降して、その後最も低い音から上昇するように練習して下さい」

理由

もし、最低音から上昇するように練習してしまうと、

  1. まず4つ目の音で間違ってしまいます。
  2. そして4つめの音を覚えて弾けるようになったら7つめの音でまた間違うでしょう。
  3. それらが覚えられたら11個目の音で間違えてしまい、
  4. それも覚えられたら13個目で間違えてしまう。
  5. やっと弾けるようになったら16個目で下降を始める。

となります。

これをすると、以下のデメリットがあります。

  • 低音の音の練習回数がかなり増えてしまい、高音の練習回数が減ってしまいます。
  • 低音で上手く弾けないと高音にたどり着けない癖が付いてしまいます。
  • 低音からスケールを弾き始めないと不安になります。

では、なぜこれらがデメリットなのでしょうか。

なんのためのスケール練習?

なんのためにスケール練習をしているか思い出して下さい。

恐らくリードギターを弾くため、そしてアドリブで使えるようになるためですよね。

では、ギターソロの真似を口でやってみて下さい。

「キュイ~ン、ペロペロペロペロ!」

となりますよね。高音です。

ギターソロの真似をしようとして

「ゴボ・ゴボ・ゴボ・ゴボ」

と、なるひとは少ないでしょう。

しかし、ひとたびスケールの練習となると最初に弾くのは決まって

「ゴボ・ゴボ・ゴボ・ゴボ」

・・・矛盾しませんか?

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高い音から練習すると

「キュイ~ン、ペロペロペロペロ!」

と弾きたいわけですので、高音から練習する方が圧倒的に実践に役立ちます

しかし

しかし、教則本などでスケールを高音から提示すると混乱を招きます。そして見づらくなります。そのため、私を含め指導者はこれからも、最低音やトニック音からの上昇で始まる形での提示を続けると思います。ご自身での工夫が必要ということですね。

まとめ

「スケールはポジションの最も高い音から下降して、その後最も低い音から上昇するように練習する」

すぐにアドリブに応用できますよ。

画期的なギター教則メソッドを開発しました。お早めにトータル・ギター・メソッド

津本幸司

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