「ギターで『毎日』やったら良い練習はありますか?」
と、ツイッターで聞かれました。
「人によってやったら良い練習が異なるので一般論としてはお答えしかねます」
とお茶を濁しました。
あなたは何を『毎日』練習すればいいのでしょうか。そもそも毎日同じ事を練習するべきなのでしょうか?
心配無用です。
この記事を読んだらどうしてそんなことを知りたくなるか分かりますよ。
そもそも
そもそも、どうして「毎日やったらいい練習」を知りたがるのでしょうか?
これは「脳」が「楽」をしようとしているんです。
「毎日これさえやっておけば安心」と思いたいんです。
通勤、通学でいつもと同じ道を通って、同じコンビニで買い物をして、同じ仲間と同じように過ごして、同じように帰宅する・・・
「こんな生活は楽でもなんでもない!」と思うかもしれません。
でも、楽じゃないのは肉体であり、「脳」にとっては「楽」なんです。
楽器の練習は
ギターの練習において、あれもこれもやらなきゃいけないと思ってしまうとパニックになってしまいます。
「昨日と同じこの練習をしていれば安全で楽!」
これを、「脳」のためになんとかして探そうとします。
当然見つかりません。だから人に質問してしまうんです。
「毎日やったら良い練習ありますか?」
欲しい答え
欲しい答えは以下です。
「これとこれさえ毎日やれば大丈夫だよ!」
これを言ってくれれば安心ですよね。しかし、そんなものはありません。もしやってしまうと、脳が楽を覚えてしまい新しい情報を遮断してしまうからです。膨大な量の練習項目があり大変なのは分かります。だからこそ、毎日「違う」練習をしながら、「脳」に新しい刺激を入れまくる方が上達します。
世間には
これさえやっておけば大丈夫!2週間でギターをマスター!などと謳う教則本やサイトがあります。当然、誰も信じてません。でも、
売れるんです。
それほど「脳」は単純なんです。
まとめ
毎日同じことを練習したくなるのは「脳」が楽をしたいから。
同じ練習ばかりしていると「脳」が怠けてしまいます。
毎日違う練習をして脳を活性化させましょう。
そうすると早く上達しますよ。
津本幸司
20年の教則本執筆の集大成が完成しましたトータル・ギター・メソッド