ギタリストの悩み解決

津本幸司がギタリストの「困った」を解決します。

ギタリストのバンドのメンバーの選び方

メンバー選びが大変

バンドを組むのってメンバー選びが大変ですよね。最初は上手くいっていると思っても時間が経つといざこざが起こってしまう・・・「今度こそは失敗しないバンドを作ろう!」と、思ってもまた上手くいかない・・・どうしたらいいんだろう。こんな風に悩んでしまいますよね。すごく分かります。

f:id:totalguitarmethod:20180315102918j:plain

心配無用です。

この記事を読んだら新しいメンバーをどうやって選んだらいいかが分かりますよ。

審美眼

先日「メンバー選びの「審美眼」を鍛えて下さい」と、ギタリストがお願いに来ました。
詳しくお話を聞くと、何度新しいベースのバンドメンバーを募集して一緒にやってもベーシストが真面目に練習に来てくれなかったり、上手く弾けなかったり、機材移動の交通費がどうしたこうした、立ち位置が気にくわない、思ったように集客してくれない・・・と、不満をたくさん抱えていらっしゃいました。

これ、大きな間違いです。

どのようなおつもりで質問者さんが「審美眼」という言葉をお使いになったか分かりませんが、「美を見極める力」つまり「いいメンバーかどうかをバンドを始める前に見極める力」が欲しいとの意味でしょう。

この方は自分が人に会った時に、自分に合うい良いメンバーかどうかを瞬時に見極める能力を欲しがっているんです。

逆です!

本当は「自分が相手にとって良いギタリストかどうかを瞬時に判断してもらえる」ようにならないといけないんです。

彼女が欲しいのに

例えば、彼女が欲しい男の人がいたとします・・・

~なんで俺には彼女ができないんだ?!彼女ができてもすぐに別れてしまう。そうか、俺って「いい女の子を見極める能力」がないんだ!誰かに「審美眼」を鍛えてもらおう!そうするときっと長く付き合える彼女ができるはずだ!~

笑っちゃいますよね。

「まず、あなたがどのようなお立場でいらっしゃるおつもりかを見直す必要があるのではないでしょうか・・・」とアドバイスしたくなりますよね。

そう、鍛えるのはあなたの審美眼ではなく、相手の審美眼に見合う自分になることです。

当然ですが、神が二物三物も与えたような男性に上記のような悩みはありませんよね。

この人のようになる努力をすればいいのに、あろうことか自分が人を「審査」しようとして、その「審査能力のせい」にしているわけですから、これはいけません。

ギタリストとして

バンドメンバーを募集する際、ベーシストと出会った時に、
「このベーシストはギタリストの自分にとって良いベーシストか?」
を考えるべきではありません。
「ギタリストの自分はこのベーシストにとって良いギタリストか?」
を考えるべきです。

もしそれで自分自身が良いギタリストになれないなら、当然原因は自分にあります。

そして、なぜかを考えて下さい。

正しい考え方

「自分はこのベーシストに取って良いギタリストではない、その理由は自分のレベルが低すぎるからだ」

「自分はこのベーシストに取って良いギタリストではない、その理由は自分がバンド練習に重きを置きすぎているからだ。」

そうすると、
「もうちょっと練習して上達してからこの人と一緒にやろう」
「もう少し皆が気軽にできるようなバンドの練習にしよう」
と、ギタリストのあなたやバンドを向上させることができます。

間違えた考え方

「このベーシストはギタリストの自分にとって良いベーシストではない、その理由はベーシストのレベルが高すぎるからだ」

「このベーシストはギタリストの自分にとって良いベーシストではない、その理由はベーシストががバンド練習を軽視しすぎているからだ。」

こうすると
「こいつだめだ、もうちょい低レベルなベーシストいないかなぁ」
「こいつだめだ、こいつバンド練習をなんだと思ってんだよ。」
と、ベーシストのせいにしてしまい、バンドにとってもギタリストのあなたにとっても何の向上もありません。

まとめ

バンドのメンバーの選び方で困ったら、相手を審査しようとするのではなく、自分が審査されようとして下さい。そうするときっと素晴らしいメンバーと巡り合うと思いますよ。

ギタリストの皆様が素敵なバンドライフを過ごすためのヒントになれば嬉しいです。

津本幸司