ご質問頂きました
「ギターはネットだけで学べますか?」
素直な質問だと思います。
この方はギター歴半年だそうです。YouTubeを見てコードの押さえ方も知り、スケールなどの知識も色んなサイトで見てある程度分かってきたそうです。この先このままネットで学べるんでしょうか?
心配無用です。
この記事を読んだらギターがネットだけで学べるかどうかわかりますよ。
結論
当然「YES」です。
情報
今となってはネット上にあらゆるギター学習の情報が出回っているはずです。新しく知った知識でもネットでキーワードを検索すれば何千とヒットするはずです。ご丁寧にポータルサイトを作って下さっている方や、YouTube動画であらゆる情報を公開している方が束になっていらっしゃいます。だから、ネットだけね学べるかどうかのご質問だと「YES」になります。
ありすぎ
しかし、どちらかというと情報がありすぎなんです。ギターを学ぼうとしてネットを見るというのは、例えば、数学の勉強をしようと思って、国会図書館にポツンと一人閉じ込められてるようなもんです。
危険
上記のように数学の勉強をしようとして、国会図書館に一人閉じ込められたら、まず何をするでしょうか。おそらく、案内板や係員の人に数学の本のある場所を聞くと思います。そして、案内されます。そうすると膨大な数の数学の参考書がある場所に到着します。どれを選べば良いか分かりません。係の人に聞いたところで分かりません。最後の手段です、数学の参考書の棚の周りで「暇そうにしてる人」「自分が詳しいことを言いたくてウズウズしている人」を見つけて「どれがいいんですか?」と、聞くしかありません。そして、その話しを鵜呑みにして学習・・・。
他人が見ると「何やってんの?」と思いますよね。
ギターを学ぶのにネットを見ると、国会図書館の比にならない量の情報があります。まず案内板や係の人の代わりに「検索」をします。そしてその中でも膨大な数の情報があります。正しい情報も間違った情報も玉石混交です。なので「暇な人」「自分が詳しいことを言いたくてウズウズしている人」が発信している「オススメ情報」に頼って学習・・・。
分かりますよね。
危険です。
抜粋
現代のネット社会においてギターを学ぶ上で最も重要なこと、そして最も足りてないことが「情報の正しい抜粋」です。適当なギター好きの兄ちゃんが選んだのではなくて、信頼できるプロ・ギタリストが抜粋している必要があります。これさえあれば効率良く学べます。
自分を見てもらう
そして、もう一つ。あなたはネットを見られても、ネットからあなたは見えてないんです。だから技術や知識を間違って解釈してしまっていても確認のしようがありません。完璧な学習能力があることが前提になっちゃいますよね。そんな人見たことありません。さらに、間違った解釈って大抵「初歩の段階」でやっちゃうんです。それが今後の成長の妨げになってきているのをどれほど見てきたことか。今後のギター人生が終わりになってしまいます。誰かに見てもらう必要があります。実際に会う必要はありません。ネット上で問題ないでしょう。でも、適当なギター好きの兄ちゃんに見てもらうのではなくて、信頼できるプロ・ギタリストに見てもらう必要があります
まとめ
まとめると、ギターはネットだけで学べるかどうかの答えは「YES」です。ただし、「抜粋」と「確認」が必要になりますので注意して下さい。
これを具現化したのがトータル・ギター・メソッドです。私、津本幸司が責任を持って「抜粋」と「確認」をします。
津本幸司