アコギ弦
アコギはアンプに繋がないのでどんな弦を選ぶかが音質に直接影響します。
これは慎重に選ばないといけません。
オススメするゲージ(太さ)はすべて0.12~0.54に統一しています。
ベスト3
MARTIN / M140 ACOUSTIC 80/20 Bronze Light
マーチン ブロンズライト
まずはこれです。マーチンのアコギが王様ですので、マーチンの弦からスタートすると良いでしょう。エレキ弦の記事と全く同じことを書きますが、今後、音の好み、感触の好み、耐久性の好み、交換頻度、経済力など色々変わっていくことでしょう。まずはこれを張って基準を作って下さい。
ベスト2
DADDARIO / EJ16 Phosphor Bronze Wound Light
ダダリオ フォスファー・ブロンズ・ワウンド・ライト
そして、次はこれで良いんです。これも基準になる弦の1つです。
「私のアコギ弦の好みはさ〜。まぁ、マーチンもダダリオも好きなんだけどぉ〜、やっぱり・・・」から会話が始まるものです。最初の1年はマーチンとダダリオを毎回交互に張って弦の違いを手と耳に覚えさせる作業がいいでしょう。どっちも600円ですから、高校生でも3、40分で稼げる金額です。
ベスト1
ELIXIR / NANOWEB Phosphor Bronze Light #16052
エリクサー ナノウェブ・フォスファー・ブロンズ・ライト
「ど〜せ、津本幸司がエンドーサーだからオススメしてるだけだろ!」と、言われそうです。
その通りです。私はエリクサー弦のエンドーサーです。これをオススメするのも仕事です。だからオススメしてるんです。
しかし!エレキ弦の記事と同じ事を書きますが、私もギタリストです。しかもクソみたいに神経質なヤツです。そんなヤツが毎日触るものです。最高の弦であるから契約しているんです。
ただ、、エリクサーの値段がマーチンとダダリオの倍以上・・・これは事実です。ただ寿命も倍以上です。だから費用対効果を考えるとこれになります。
ただし!
マーチンとダダリオを1年以上張ったことがない人がエリクサーを弾いても有り難さが分からないかもしれません。私もその経験があるから有り難さが分かります。コーティングによるスクラッチ音の少なさのおかげでレコーディングや舞台で命拾いした経験が何度もあります。ニューヨークのブロードウェイで演奏してた頃(1996年)にこの弦を開発しておいて欲しかった・・・こんな思いです。
まとめ
弦に迷ったら上記の3つから選んで下さい・・・と、言いたい所ですが、まずマーチンとダダリオの両方を買って下さい。二つ買っても1200円程です。そして1年以上何度も交換して感覚が身についたら、エリクサーにして下さい。なんと素晴らしい弦があるんだ!と感動すると思います。
津本幸司
教則メソッドは私が心を込めて開発したトータル・ギター・メソッドをお選び下さい