ギタリスト専用ブログ

ギタリストに役立つ記事を配信します

ぱなしにするとギタリストとしての質が下がる

悪気がなくても

何気ない普段の演奏時で音楽家としての質を下げてるかもしれませんよ。
下手街道まっしぐらに進んでたら怖いですよね。

心配無用です。

この記事を読んだら質を下げない方法が分かりますよ。

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結論

出しっぱなし、やりっぱなし、鳴りっぱなし、弾きっぱなし、開きっぱなし、置きっぱなし・・・とにかく「ぱなし」にするとギタリストとしての質が下がります。

楽器の管理

楽器の管理ができない人の演奏の質が低いのは想像付くでしょう。
ギターが出しっぱなしでほこりかぶってたり、直射日光に当たってたり・・・これはダメですね。

譜面

また明日見るからって出しっぱなしになっていませんか?
イチイチ片付けてられない?
じゃあ、明日も入るトイレは流さない?

エフェクター

床に置きっぱなしになってないですか?
いやいや、ここが定位置って?
床はこまめに掃除するでしょう、それだけホコリが溜まりやすいんです。
人から借りてるエフェクターもその扱いですか?

アンプ

家で付けっぱなしにしている人はさすがにいないでしょう。
お宅は雷対策してますか?
してないなら、どうして電源を抜いておかないのですか?

ピック

机の上に出しっぱなしじゃない?
どうせ使うから?
どのくらい使ったか分かりますか?
どれが新しいピックか分かりますか?

一音弾いたら

次の音を弾くまで弾きっぱなしになってませんか?
今弾いてる音をちゃんと「止めて」から次の音弾いてますか?
どうせ次の音を弾いたら消えるから大丈夫?
じゃあ次の人のおしっこで自分のおしっこが流れるからトイレは流さない?
(音をおしっこに例えるのは良くなかったと、書きながら反省してます・・・)

まとめ

とにかく「ぱなし」すると質が下がるので、機材も演奏も一つ一つ丁寧に整理整頓しましょう。

アマチュア・ギタリストの参考になれば嬉しいです。

津本幸司

最高のミュージシャンシップを持ったギタリストを育て上げること。私の願いでもあります。どうぞ私が心を込めて開発したトータル・ギター・メソッドをご利用ください。

ギタリストの温度管理

室内温度

快適ですか?
誰にとって?
自分にとって?お客様にとって?
どうするべきか分かりませんよね。

心配無用です。

この記事を読んだらギタリストとして、いや音楽家として適切な室温設定のしかたが分かりますよ。

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結論

常にお客様優先の温度設定にしましょう。
ライブハウスでもコンサートホールでもジャズ・クラブでも自宅でも同じです。

音を奏でる人と、聴く人がいる時に温度設定の際に優先すべきは「音を聴く人」です。

お客様優先なんて当たり前です。ポイントは「常に」という部分です。

ちなみに私は

私はお客様とお会いすると「室温大丈夫ですか?」「暑くないですか?」「寒くないですか?」と必ず聞くようにしています。
中には私のことを「暑い?寒い?やたらうるさいヤツ」と言う人もいます。

パクリです

これは私が考え出したことではありません。
西麻布に私がよく行くレストランがあります。そこのオーナーの方が温度管理にめちゃくちゃ神経質に気遣ってくれて感動したのがきっかけです。
名前は出しませんが日本人ソムリエでは五本の指に入る方です。
(女性と2人で10万円・・・と、少し贅沢なお店ですので、ご予算に余裕がある方にはご紹介します)

寒い冬、入店時には温度が高く、ワインを飲み始めると少し室温を下げて下さいます。ワインが進んでメインの暖かい料理が運ばれてくるころには酔いを和らげるような涼しい温度になっています。風が直接あたらないような工夫はもちろんのこと、私達の好みに合わせたワインの温度に至るまで徹底しておられます。

音楽家は

こんなレストランのようにする必要はありませんが、お客様が快適に自分の音楽を聴いて頂ける室温設定になっているか常に気を配るようにしましょう。

そして!

暑い時に暑そうな顔をしてはいけません!
寒い時に寒そうな顔をしてはいけません!
「おまえのために不快な温度設定がまんしてやってるんだぞ!」と言ってるようなものです。
これは普段から練習しましょう。暑い夏は涼しげな顔で、寒い冬でも背中を丸めず優雅に振る舞いましょう。

まとめ

常にお客様優先の室温を気遣いましょう。

室温にまで気を使える音楽家が増えますように。

津本幸司

お守りで買ったとしても勝手に上達してしまいますトータル・ギター・メソッド

 

ギタリストが見られる瞬間

人に見られる

私達音楽家は人前に立つ商売です。
常に人に見られていると思わないといけません。
でも、例えステージに上がっていても大スターでない限り常に視線が自分にあるわけではありません。
いつ見られてるんでしょうか?

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心配無用です。

この記事を読んだらいつ見られているかが分かりますよ。

結論

後ろ向いてる時です。

大きな勘違いが前向いてる時に見られてると思うことです。
人と向かい合ってる時に頭からつま先までよ〜く見ようと思いますか?
そんな無礼なこと日本人ならしません。
人は背を向けたときに見られてるんです。

だから

自分で鏡を見てどれだけ整えても誰も見てないと考えて良いでしょう。
後ろ姿はバッチリ見られてると思えば良いです。

真っ先に後ろを整える

髪を整えて、綺麗な衣装を着て、ギターを磨いて・・・ってやった人のお尻がボテボテで、靴のかかとが磨り減ってる・・・これ最悪です。
真っ先に後ろを整えましょう。
筋トレするなら真っ先に大臀筋(お尻の筋肉)。
衣装のチェックなら真っ先に靴のかかと。
髪をチェックするなら真っ先に後ろ姿です。

そして、後ろ姿が整ってる人の前からの姿が乱れてるはずないのは想像付きますよね。

まとめ

私達ギタリストは後ろ姿が勝負なんです。

ステージ初心者の方の参考になれば嬉しいです。

津本幸司

ギタリストが家に帰りたくなる理由→トータル・ギター・メソッド

簡単!品のある演奏方法

素早いんだけど優雅

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こんな演奏憧れますよね。

自分の演奏はどうも雑・・・

よくある相談です。

心配無用です。

この記事を読んだら【品のある演奏方法】が分かりますよ。 

結論

「急に動かない」

これだけです。

素早い音並びでも音が優雅で、素早い動きでも動作が優雅なのは、自分で次の音を予測して、技術的にちゃんと準備をして、意図的に丁寧に弾こうとしてるからです。

品のない雑なギタリストは急に動きます。

いきなりデカいピッキングをしたり、一か八かでいきなり予測不能な適当な音を弾いたり、いきなり速弾きを始めたり、いきなり十八番フレーズを弾きまくったり、いきなり昨日練習したことをこれ見よがしにやりまくったりします。

大阪の雑なおばちゃんと一緒

大阪の田舎のスーパーに行くと、雑なおばちゃんが、「あ!マヨネーズ忘れた!」と、言いながらカゴを振り回して急に反対方向に動き始めます

信号待ちをしてると車が来ない瞬間を狙って、急に横断し始めます

人混みの中で、遠くにいる知り合いに

「うぁ!そこにいんのん橋本さんやん!何してはんの〜?!」

と、急に大声を出します。

品のないギタリストって、これを演奏でやっちゃってるんですよね。

やめましょ。

誤解

よくある誤解が、優雅な演奏のギタリストの表面的な技術をマネすることです。

「ビブラートの掛け方を教えて下さい!」

「どうやったらあのクモやタコが動いているようなアルペジオの動きになるんですか?」

もちろん、このような質問にもお答えはしますが、はっきり言ってそんな上っ面だけ学んでも品のある演奏にはなりません。

まとめ

「急に動かない」

次の音を予測して、技術的にちゃんと準備をして、意図的に丁寧に弾くと品のある演奏になりますよ。

津本幸司

優雅に動く方法は基礎にあります。全てトータル・ギター・メソッドで伝授しています。

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上手いギタリストの練習の終わり方

ふ〜やっと終わった。

これでは下手になるんです。
どういうことか分かりませんよね。

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心配無用です。

この記事を読んだら正しい練習の終わり方が身につきますよ。

結論

下手になるギタリストは一つの練習が終わると「この練習が終わった!」と考えます。
上手くなるギタリストは一つの練習が終わると「次の練習が始まった!」と考えます。

学校なら

学校が嫌いで、夏休みが好きなら、「1学期が終わった!」「夏休みが始まった!」と考えます。
嫌いなモノを「終わった!」と考えて、好きなモノを「始まった!」と考えるわけです。

洗脳してはいけません

「この練習が終わった!」と考えてしまうと「自分はこの練習が嫌いなんだ!だから終わって嬉しいんだ!」と自分自身を洗脳してしまいます。
だから、練習が進めば進む程どんどん練習が嫌いになり、ギターが嫌いになり、音楽が嫌いになり・・・ホコリかぶったままになるんです。

たかが言葉ですがされど言葉です
練習が終わったと考えず、好きな次の練習が始められると考えましょう。
そうするとどんどん練習が好きになり、ギターが好きになり、音楽が好きになり・・・あれよあれよという間に上達しますよ。

騙されたと思ってやってみて下さい。

まとめ

練習が終わったら「この練習が終わった!」と考えず、「次の練習が始まった!」と考えましょう。

その日の最後の練習なら「明日を始めるために充電できるんだ!」と考えましょう。

驚くほど上達のペースが変わりますよ。

頑張るアマチュア・ギタリストの参考になれば嬉しいです。

津本幸司

教則本のページをめくる時代は終わりましたタップして下さいトータル・ギター・メソッド

親を信じると音楽が磨かれる訳

そんな風に育てられなかった

自分は良い音楽教育を受けられなかった・・・
育った環境が悪かった・・・
うちの親がそういうヤツで・・・
こんな不満を言った方がいました。
これはいけません。
なぜ?

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心配無用です。

この記事を読んだら育った環境に感謝できますよ。

結論

私達音楽家は自分の信じている音楽を奏でて、聴取者様にお届けするわけです。
自己を肯定するのは最低条件です。
最もやってはいけないのが「自己否定」です。
自己を否定している人が奏でた音なんて聞きたくないですよね。

その自己否定の究極系が自己のルーツ、育てられた環境、親を否定することです。

よくいるパターン

俺の親父は毎晩飲んだくれて遅く帰ってきて、暴力を振るうし、週末はパチンコと競馬・・・だから俺だめなんだ・・・
と、言って自分もギャンブル三昧・・・
あたかも遺伝したかのようですよね。

しかし、これは遺伝したのではなく、「親の習慣をマネしてるだけ」です。
そしてそれを正当化するのに「育った環境のせい」にしているんです。

そんな習慣なんて、きちっとした人の元で朝晩働けばすぐに変わります。

よくいるギタリストのパターン

僕は英才教育も受けてなければ、楽器も買ってもらえなかった。しかも、家族全員が飽きっぽく、怠け者・・・だから俺ダメなんだ・・・
と、言ってスマホを見続ける・・・
あたかも遺伝したかのようですよね。

これも習慣をマネしてるだけです。
怠けるのを正当化するのに「育った環境のせい」「親のせい」にしてるんです。

そんな怠けグセなんて、きちっとした人に教わればすぐなくなります。

まず

まず!日本人に生まれたこと、もしくはこの日本語ブログが読める自分であることに感謝しましょう。なぜならばその時点で人類のトップ1%の幸せを掴んでるからです。世界中で「もし、日本人に生まれてたら・・・」という愚痴を何度聞いたことか。

そして、ギターなんていう世の中になくても困らないようなものを手にして、ピロピロ弾いて喜べる精神状態にあることを感謝しましょう。この時点で日本人のトップ1%の幸せを掴んでるでしょう。

さあ、この期に及んで、育った環境が悪かった?!親が悪かった?!

人類の99.99%を敵にまわしたのも同然です。

そんな人の音楽だれが聴きたいと思いますか?

このブログをいつ何人の方が読むかことか分かりませんが、今後、育った環境を否定すること、親を否定することは私が禁じます。

まとめ

贅沢を言わず、恵まれた環境に感謝して、自分を戒めて向上してゆけば大丈夫です。
そして自分を肯定して良い音楽を奏でようとすればきっと伝わります。

恵まれなかったと感じているギタリスト、そしてすべての音楽家の参考になれば嬉しいです。

津本幸司

1年放置も大歓迎、でも新しくなってますよ→トータル・ギター・メソッド

注意!ギタリストの悪目立ち

ステージでは

良い目立ち方したいですよね。
でも悪目立ちしてしまうギタリストが多いんです。
自分かも・・・不安ですよね。

f:id:totalguitarmethod:20180723193215j:plain(20歳・・・お尻までのロン毛)

心配無用です。

この記事を読んだら悪目立ちしなくて済みますよ。

結論

上手いギタリストは一瞬、そして一カ所だけ強烈に目立たせようとします。
下手なギタリストはいつも、いろんな所を目立たせようとします。

演奏なら

上手な人は綺麗に流れるような演奏の中でここぞと言う時に観客を圧倒するようなインパクトのあることを一瞬だけします。
観客はその一瞬を一生忘れません。
良い目立ち方です。

下手なギタリストは演奏の最初から最後まであれもこれもと頑張っちゃいます。必死なのですが観客には何も伝わりません。
ガチャガチャやってるだけの悪い目立ち方です。

見た目なら

上手いギタリストはステージを降りてからも、ずっと覚えていてもらえるポイントを押さえています。
それがギターの形なのか、演奏なのか、髪型なのか、服装なのかは人それぞれです。

下手なギタリストはあれもこれも頑張っちゃいます。
金髪の髪をセットして、派手な衣装を着て、高級ギターを持って、高級アンプにつないで、こだわりのエフェクターをつなぎまくって、オーバーアクションで、爆音で・・・
目立つには目立つのですが、結局「頑張っちゃってる人・・・」で終わりです。

解決策

ここが自分の見せ場だ!
これを覚えて欲しい!
と言うところまで目立つのを避けましょう。

中学校でクラスでおとなしい子がブチギレたのを今でも覚えてるでしょ?

頭脳が記憶を作るシステムがそうなってるんです。
あれやれば良いんです。
(ブチギレろといってる訳ではありません)

まとめ

上手いギタリストは一瞬、そして一カ所だけ強烈に目立たせようとします。
下手なギタリストはいつも、いろんな所を目立たせようとします。

どちらを目指すかはあなた次第。

若い音楽家を応援しています。

津本幸司

内容はプロ仕様です。お忍びでどうぞトータル・ギター・メソッド