ウィスキー
初めまして、ウイスキー研究家の津本幸司と申します。2005年と2006年はボストンで「シングルモルトの館」と呼ばれる程、毎晩教え子の学生達(なぜか金髪JDのみ)と飲み明かす日々でした。
世界には凄いウイスキーがたくさんあります。香りは良いけど高すぎる、味は良いけど高すぎる、これは費用対効果良いけどマインドが貧乏に持って行かれるなどどれも帯に短したすきに長しでした。
そんな私が飲酒歴30年で出した結論ウイスキーを紹介します。
①山崎12年
ノンビンテージも、18年も飲みました。でも、12年が一番香り(白桃)も味(深い樽)も値段(3万前後)もしっくり来ています。
さらに私の行きつけの寿司屋、蕎麦屋、バー、ラウンジなどにはすべて1本ずつボトルキープしており、どの料理にでも合うんです。
欠点として、どの料理と合わせても最後は山崎の味に変わるので料理の香りが強いものは多分良くないと思います。たとえば、パクチーとかカレーとかスパイス系の料理とかです。
②白州12年
これもあらゆるビンテージを飲みましたが12年が最高でした。これが森の香りとでもいいましょうか。オズの魔法使いの世界に連れて行ってくれます。私は外国人女性とデートするときは必ずこれです。
と、言うのも金髪ガールズは見た目は大人ですけど、味覚がお子ちゃまなんです。しかも、アイツらはド派手な味の欧米料理になれているので、繊細な和食が分からないんです。だからアホでも美味しく感じる料理が好きで、
「コジ! イール食べるぅ〜」
(幸司、ウナギ食べたい)
とか言って来ます。蒲焼きとか甘ったるいし、山椒はスパイシーだし、ビール以外合わんなぁ・・・って時にこの白州12年様のご登場です。ハイボールで最高に合います。先述の山崎で合わない料理にも白州なら合います。
(ちなみに家の妻はバンコクで白州12年を見付けて「あなた〜、あなたのシラス売ってるわよぉ〜」と言ってました。「俺のシラス」ってなんやねん。卑猥なもん想像したわ、パイパンやけど)
まとめ
今年も宜しくお願い致します。