チューニング
大学生の娘の、友達の、妹さんが
「高校でギターのテストがあるからチューニング方法教えて下さい!」
と、家に来たそうです。私は家の内部ドアとスタジオのドアを二重に閉めていたので存在すら気付きませんでした。家内が
「じゃぁそのドアの向こうにパパがいるから聞いてみたらどう?どうぞ〜」
と、言ったようです。
私にしてみたらいきなりドアが開いて知らない女の子が入ってくるのでパニック(苦笑)
でも、そのくらい緊急なんでしょうね。
心配無用です。
この記事を読んだら、チューニング方法が分かりますよ。今回はチューナーがあることを想定しています。
①チューナーを用意します。
マイクで音を拾うタイプのチューナーなら、座ってギターのボディの前の机や、ヒザの上に置くといいでしょう。
クリップ式のチューナーなら、ヘッド(弦をクルクル巻く場所)に洗濯ばさみのように挟むといいでしょう。
エレクトリック・ギターなどを繋ぐタイプのチューナーなら、シールド・ケーブルでギターとチューナーを繋ぐといいでしょう。
②低い弦からチューニングして行く
低い弦(太い弦)からチューニングします。チューナーに表示されるアルファベットが低い弦から順に以下の音になるようにします。
- 6弦→E
- 5弦→A
- 4弦→D
- 3弦→G
- 2弦→B
- 1弦→E
③チューナーの針の見方
チューナーに表示される針が真ん中に来たらオーケーです。左にあると低すぎ、右にあると高すぎを意味します。何も考えずにペグ(弦を巻くやつ)を左手で回しやすい方に回すと音が高くなっていきますので調整して下さい。
④複数回やる
特定の弦を一度完璧に合わせても他の弦を合わせたら、また低くなったり高くなったりしちゃうもんです。6弦から1弦までチューニングしたら、もう一度6弦から1弦までチューニングし直す必要があります。何度か繰り返して安定したら、チューニング完成です。
⑤演奏直前にチューニングする
「昨日の夜チューニングしておきました!」とか「家を出る前にチューニングしました!」ってのが通用しないんですよね、ギターって・・・すぐにくるっちゃうんです。ある程度はチューニングしてあったとしても演奏直前に今一度チューニングする必要があります。
⑥演奏が終わったら弦を緩める?
「演奏が終わったら弦をゆるめなさい」と教わりました・・・ってアルアルのガセネタです。もっともらしく聞こえますものね。でも、通常のギターのネック(左手で押さえる場所)は弦の張力とバランスを取り安定するようになってるので緩めちゃいけないんです。(もちろん繊細な木材を使った最高級クラシック・ギターなんかに極太の弦を張るなら別ですよ)
まとめ
「チューナー持ってないです」って言われましたww。もちろん数百円のモノですので1つあげましたが、チューナーがない場合は友達のを借りたり、パクたっりしましょう。(ウソですよ!)
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トータル・ギター・メソッドはギターを買ったばかりの方も始められますよ。一緒に練習しましょう♫
津本幸司