ご相談頂きました
35歳の方です。
「仕事が落ち着いたのでギタリストを目指そうと思うんですが遅すぎますか?」
もちろんギタリストを目指すのに30代でも40代でも遅すぎません。
でも何でなんだろう?って思いますよね。
心配無用です。
この記事を読んだらなぜ30代でも40代でも遅すぎないのか分かりまよ。
ほとんどは
この手の相談をする人のほとんどが若い頃にギターをやっていて、一度
「よし!ギタリストになろう!」
と決めたのに、20代半ばで学業、仕事、生活などで忙しくなってギターから遠ざかってしまい、30代半ばまで働いて仕事も生活も落ち着いて、よくよく考えたら
「やっぱりギタリストになる夢は諦めきれない・・・」
と思った人です。どうですか?図星でしょ?
大統領
昔のアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトがこう言っています
「真剣に3時間考えて出した結論は3年間考えても変わらない」
まさにその通りだと思います。
ISMギタリスト養成所にも
私の運営するプロ志向限定のISMギタリスト養成所の平均年齢が30代半ばです。私はどちらかというと「30代半ば以降がギタリストを目指す適齢期」だと考えています。20代前半で社会も知らない状態で音楽業界に飛び込んで相手にされることも難しければ、ましてや学業、仕事、恋愛、生活がバタバタしている時に音楽家としての成長を目指すのは至難の業です。30代半ばで落ち着いてから音楽に集中というのがベストだと感じています。
知り合いにも
私の知り合いにはあらゆる分野での成功者がいます。その成功者達は成功後に落ち着いてから若い頃の夢だったギターをもう一度やり始めるんです。例えば・・・
- ベンチャービジネスで成功した40代半ばの事業家が会社を売り払って、ギターに専念してます。彼はお金には困っていませんが「プロ」と名乗れるような収入をギターで稼ぐため現在進行中で頑張っています。
- 開業医が休診日にライブをやっています。ライブと同じ日にレッスン通いたくないということで、私のスケジュールが押さえやすい曜日の午後を自分の診療所の休診時間にしているという・・・
- 私が所属する投資クラブの顧問は今年60歳です。巨万の富を手にしながら、昔の夢だったギターを弾き続けていて、今年バンドを再開したそうです。市場が休みの土日には自分のギター演奏動画をYouTubeに上げたりしてます。私が投資関連の質問をするとサラッと返事をしてくれますが、ギターの動画にコメントすると投資助言メルマガ一本分くらいのお礼が返ってきます。
- 私の大学(東京藝術大学)の英論文の教授は50代後半のイギリス人で東大と芸大で教えています。いつも教授は「ホントはギタリストになりたいけど、食えないからシェークスピアの研究で食いつないでる」と言っています。謙遜&自虐ネタだろうと思いきや、ホントに土日はギターばかりの生活をしてて、私も良く一緒に遊びます。お忍びで二人でライブやったりもします。「津本の英論文をタダで直してあげるから、その代わり遊んでくれ」とのことです。まぁ、ウィン・ウィンです(笑)。
どんなに別分野で成功しても、若いときに一度でもギタリストになりたいという結論を出してしまったら、良い意味で「もう終わり」なんです。あなたはギタリストにしかなりたくない運命なんです。
まとめ
上記の実在人物の例を考えると、35歳なんて子供同然ですよね。
「30代半ば以降がギタリストを目指す適齢期」
つまり学業、仕事、恋愛、生活が落ち着いてから音楽に集中というのがベストと考えています。
ギターに取り憑かれている全てのギタリストを応援しています。
津本幸司
さあ、決めたら一生に一度は本気のメソッドを。クリック