ギター・テクニック
リズム・ギター・テクニック、リード・ギター・テクニック、特殊テクニック・・・の3つがありますので、この記事では芸術の秋にふさわしい(?)3つのテクニックを紹介します。
その①ロックのリズム・ギター
「このレベルのこと・・・ww」とバカにしたでしょ?むちゃくちゃ難しいんですよ。最も「お里が知れる」のがこの「パワーコードを使ったロックのリズム・ギター」なんです。ポイントは以下の通り
- パワーコードをダブル・ストップで弾く時は高音弦をリズムに合わせる
- ピックを斜めにしない
- スクラッチしない
- ハーフ・ミュートする
私がオススメしているのはルートをズンズンと弾いている時はパワーコードを一切鳴らさないということです。これによりキレイな分離したリズムを刻むことができます。その反面、ロックの荒々しさがなくなるのでお好みが分かれるところではあります。
トータル・ギター・メソッド【テクニック編】の動画でお手本を弾いていますのでご自身の演奏と比べて下さい。
その②チョーキング・ビブラート
チョーキングのピッチを安定させるのも難しいのにそこからビブラートを掛けるなんて大変ですよね。ピッチが不安定になるチョーキングのピッチを安定させたものをビブラートで不安定にする・・・あぁぁ!頭の中がぁ!ってなります。「芸術的にする」って言うのは得てしてこういうものなんですよねぇ。
その③ハーモニクス
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ンの音にしてみました。ダイアモンド型になっているマークは「フレットの真上を触って鳴らして下さいね」という意味です。コツとしては弾いたらすぐにフレットから「離すこと」です。そして、覚えておくべきなのはハーモニクス音と実際にフレットを押さえた音とは異なるピッチであるということです。実際に記載してあるフレットを全て押さえて弾いてみて下さい。グチャグチャでしょ?中上級者の方はどこのハーモニクスが何の音になるか覚えて下さいね。
まとめ
この記事で紹介したギター・テクニック3つはトータル・ギター・メソッド【テクニック編】のT033、T082、T094に含まれています。この記事では2小節だけ抜粋して紹介しました。本編には4小節と、写真と、解説、お手本動画を用意しましたので、正しいテクニックを身に付けて下さい。そして私が目で見て確認しますので、フェイスブック・レッスンにてガンガン投稿して下さい。
まだトータル・ギター・メソッドをお求めじゃない方はこの芸術の秋こそスタートのチャンス・・・だとは思いませんか?
津本幸司