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芸術家が極楽浄土に行く方法

銭湯

銭湯の床にホコリのようなものがあったので、私は掛け湯の洗面器でジャァ〜と流しました。それを見ていたジジイ二人組が

「わしらもに〜ちゃんを見習わなきゃなぁ、このままじゃ極楽浄土に行けねぇもんなぁ、ははは」

「そうだな、悪いことばっかりしてきたもんなぁ、へへへ」

思わず

「逆だろがぁ〜!オマエら小学校出たんか?何年生きとんねん?」

と、言いそうになりました。

間違いと正解

「良い人は極楽浄土に行けて、悪い人が極楽浄土に行けない・・・だから良いこといっぱいする」一見正しそうに見えるというか、常識のように語られるこっちが間違った考え方です。

「良い人ですら極楽浄土に行けるわけだから、悪い人だったら当然極楽浄土に行ける」というのが正しい考え方です。

納得できない?

説明とかいいのかなぁ

私のような悪人が説明していいのかどうか分かりませんが、はっきり言ってこのブログは私が個人的に日記として書いてるだけで、読んでくれと頼んだ覚えはありませんし、毎日5000人の方が自発的にお読みになってるだけです。この銭湯のジジイ達に言いそびれたので、ここに吐き出します。

「良い人だから極楽浄土に行ける」と考えてると言うことは、「自分の力で良いことをして、自分の力で極楽浄土に行ける」と思ってるということだから、阿弥陀仏の力を信じとらんわけで、思い上がっとるわけじゃ。悪い人は「阿弥陀仏の力に頼るしかない」と思ってるわけだから当然極楽浄土には行けるわけじゃ。

って帰国子女の私ですら習ったのに、日本にこもり続けたジジイがなぜ分からん?

そもそも

そもそもワシら全員が煩悩の塊で悪人なんです。私が銭湯の床のほこりを流したのは、単に汚いからであり、自分が通る道をキレイにした自己中心的な悪人魂が根源にあり、さらに水回りをキレイにすると金運が爆上がりするという金銭欲の見返りを期待する極悪精神です。うぇへっへぇ〜

2種類の人間

私は個人的に多分死んだら葬式は仏教的な感じだと思いますが今の所は無宗教です。しかし、人間は2種類に分かれると思っています。歎異抄を読んでる(読み続けてる)人か、読んだことない人か。

災害が来たら反射的にスマホより、財布より、歎異抄を持って逃げます。スマホは電池が切れます。財布の中身はなくなります。歎異抄の文章は死ぬ直前まで幸福をもたらします。

まとめ

お分かりの通り、最も有名な日本思想の一文、歎異抄第三章

「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」

ってことです。

英語で読書できない人、これだけは日本語で読んでください。

以下は携帯用です。文字が小さいけどポケットに入ります。

こっちが読みやすいかも

ちなみに・・・

銭湯帰りに蕎麦屋でビール飲んで福引き引いたら商品券500円当たったww効果早ぁ!