スウィープ
スウィープ・ピッキングというのはエコノミー・ピッキングでアルペジオを弾くことを指していますが、本当は違うんですよね。でも、もう市民権を得ているのでそのように使いましょう。トータル・ギター・メソッドⓇでもそのように使っています。
Fm7
最初は5弦8フレットから始まるFm7のアルペジオがオススメです。その理由はハーモニクスが鳴りにくいからです。これでストレスが一つ軽減されます。
押さえる場所
押さえる場所は5弦8f、11f、4弦10f、3弦10f、2弦9f、1弦8f、11fです。これを往復します。
ピッキング
5弦はハンマリングで後は全部ダウンピッキングです。トップの11fをアップピッキングして、プリングしたら、帰りは2弦から全部アップピッキングです。最後の8fはダウンで締めくくります。
注意点①
4弦と3弦を同時に薬指で押さえるので、同時に鳴ってしまいます。これを分離させるのがポイントです。指の第一関節より先の部分をグリグリッと反り返るように高速で動かします。
注意②
弾き終わった音を鳴らさない、特に開放弦が鳴りっぱなしの場合が多いので注意です。
注意③
押さえられていないのに、ブラッシングだけでなんとなく弾けた気になることがあるので注意してください。
音
クリーンで練習するか、歪みで練習するか・・・迷うところですが、答えは両方でちょこちょこスイッチングしながら弾いてください。というのも、確認するポイントが異なるからです。
クリーンではリズムの均等さや、音量のバランス、ピッキングのスピードなどが確認できます。
歪みでは音の重複や開放弦ノイズなどが確認できます。
練習時間
だいたい15分練習してできなければ次の日にやってください。15分以上やると、変なクセが付きます。30分以上やるとそのクセが定着して取れなくなります。(めっちゃ怖いでしょ?)
動画
こちらで一緒に練習しませう