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ギタリストが一週間労働者を見続けた末路

2024年

津本幸司 労働者

津本幸司 労働者

新しいスタジオを建てて10年が経ちました。10年目の補修工事のため、工事の人達と一週間一緒にいたので、労働者の苦労が手に取るようにわかりました。

サラリーマン

まず、うちは住友不動産の注文住宅ですので、担当の住友不動産の工事担当の人達と話すとまぁ給料が安くて困っているそうです。大変ですね。

そしてインフレで何もかも高くなるので、私達のような客に工事の金額を伝えるのが怖いそうです。別に自分は何も悪くないのに、攻撃されるそうです。苦痛ですね。

近所周り

そして私と一緒に近所周りして「ご迷惑をおかけします」と粗品を渡します。これ結構私も苦痛・・・この人達こんなの毎日やってるんですね。私なら日給50万でも嫌な仕事です。

下請け

そして、工事の契約をしたら下請け会社に発注しますが、それがまたスゴい分業で、足場、シーリング、養生、高圧洗浄、防蟻、トイレ交換、ベランダ剥がし、防水、室外機着脱など全部異なる人がやってるんです。

これらの人々が数時間おきにピンポン鳴らして、私達にペコペコしてくるんです。多分その下請けの会社の決まりなんでしょうね。

うるさいわ、臭いは、寒いは、濡れるわ・・・もうこの人達がかわいそうになるくらいです。

車とカップラーメン

毎日12時くらいになると騒音がスッとなくなり、ランチタイムになります。近所の駐車場で工事の車の中でコンビニ弁当とカップラーメンを食べて、コンビニでトイレにいってまた工事再開・・・こりゃ大変だ

そりゃ愚痴もでるわ

ベランダ工事の人達はぺちゃくちゃしゃべりながら作業してました。ま、平面だからしゃべりやすいんでしょうね。社長が、前任が、準備が、連絡が、と不平不満を漏らしてました。まぁそりゃ言いたくもなるでしょうね。

年齢

てっきりおじいちゃん連中だと思っていたら「俺は30代だから、社長とは違う世代なんだよ」と言っているのを聞いて驚きました。

で、その下請けの社長ってのが工事後に挨拶に来たらなんと20代・・・二代目だそうです。この社長はしっかりしてました。

こういう世界

こういう世界があるんですね。このような労働者の方々がいらっしゃるから私達が悠々と生活できると考えると本当にありがたいことです。

これからを担う若いギタリストの皆さん

あなたはどっち側の人になりたいですか?

津本幸司

始めてくださいね

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