ステージ
ご質問頂きました。上級者ギタリストです
「ステージ上で理論的な内容が分からなくなるんです・・・どうしたらいいですか?」
お気持ち分かります。でも!
お客様の前で弾く時に音楽理論なんて考えながら弾いてはいけません。
「津本オメ〜、散々理論書とか書いといて今さら何だよ?」
って思いますよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、なぜお客様の前で弾く時に音楽理論を考えながら弾いたらダメかが分かりますよ。
でも、あくまで上級者ギタリスト向けの記事です。
理由
「感性に任せて弾いても、当たり前のように音楽理論的な条件をクリアしてる状態になってからステージに登るべきだから」
無理?
無理難題を言っているようですが、実はすでに読者の方も実践しています。人前に立ってる時にチューニングが狂ったらすぐ修正できますよね?
「え~っと、今、3弦のチューニングがおかしいからぁ、3弦の開放弦がGの音にするべきだからぁ、今、Fになっているということは〜、1音上げれば、正しいチューニングになるからぁ、高い方から3つ目のペグを反時計回しに少し回すんだな!よし回すぞ!」
と、考えないはずです。反射的にチューニングしてますよね。
でも、超・初心者の頃は考えてたはずです。
当たり前になって初めて「チューニングが出来る」と言える訳です。
質問です
さあ、皆さんに質問です
「人前で演奏が出来ますか?」
お分かりですね?
「このキーで、このコードがあれば、このスケールが弾ける。そしてこのアルペジオも弾ける。よし弾こう!」
と、考えている状態でお客様の前で演奏してはいけないんです。
まとめ
ギタリストは感性に任せて弾いても、当たり前のように音楽理論的な条件をクリアしてる状態になってからステージに登るべきなんです。
しつこいようですが、上級者ギタリストに限っての話です。
津本幸司
理論は以下でマスターして下さい