
自分の練習法を
ISMギタリスト養成所で入門前に必ず訊く質問があります。
「今どんな練習してますか?」
これは簡単な質問なようで、非常に難しい質問です。自分の練習法が言語化できているかどうかを確認しているわけです。
よくいる
よくいるのが「基礎練習してます」とか「バンドの曲練習してます」とか「コピーしてます」とかです。この大雑把な回答をする志願者は即お断りをしています。
大雑把過ぎるからです。
どんな料理をしていますか?と聞いて、和食ですとか、フレンチですとか、デザートですとかの解答だと、ダメだこりゃってなりますよね。別に黒毛和牛の香草焼きと答えなくても、目玉焼きを弱火で蒸らすように作っていますと答えられると、おおっ!となりますよね。
正しい答え
サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カムのディミニッシュ・コードの前後にどんなスケールを弾くべきか試行錯誤しています・・・
こんな理想的な答えを出す必要はありません。バークリー音楽大学の入試ならこのくらい言わないとだめですけどね。
「技術面ではエコノミー・ピッキングでテンポ140で16分音符がスムーズになるようにメトロノームに合わせて練習しています」
とか、答えるべきです。
間違いでもいい
上記の答えだと練習方向も、練習方法も間違っている可能性があります。もしかしたらそのピッキングのアングルでどんどん速くしたらヘタが定着するという状態になるかもしれません。しかし、どんな風に練習しているかがわかるので、指摘、変更、注意、改良ができるのです。
「基礎練習してます」とか「バンドの曲練習してます」とか「コピーしてます」とかだと何を指摘して、何を変更して、どこを注意して、何を改良するべきか全く分かりません。
言語化するには
自分の練習を言語化する前に、自分がなぜ、何を、どのように、どのくらいやっていて、どこに向かっているか、どのくらいの進捗があるか、が明確になっている必要があります。
それが分からないと、目を閉じて高速道路で車のアクセルを踏んでいる状態になります。事故死は当然です。
あなたはできます。
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これで、アナタもできるようになります。
もしくは、目を閉じて高速道路を走り続けてください。
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